空想・幻想小説

公邸の庭に複数の死体が転がっていた。
そして、僕達4人は裸で一服していたのである。

「ママには、すっかり騙された。逆ドッキリなんて想定外だよ。」
秘書が、
「でも、ドッキリの後のフォローもドッキリ並に驚いてたわ。植民地の人間もそれなりに楽しいけど、日本人それも知人を殺すことに比較したら、月とスッポンだわ。」

僕達が公邸に着き、玄関を開けたら、
「バチーン。」
いきなり母にビンタされたのである。」
「ママ痛いよ。なんだよ。」
「バチーン。」
「他人の前でママって言わない！それといくらドッキリでも、ボンクラと言われてヘラヘラして、あなた社長なのよ。自覚が足らない。」
秘書はびっくりしたが、何で車の中の会話が漏れているのが不思議だった。
総理が
「Hさん、あなたの会話はだだ漏れよ。あなた！すっかり忘れてたの？」
「覚えてるよ。ママいや、母が幹部社員の拳銃にGPSと盗聴器を付けなさい。万が一犯罪者に盗まれたら大変だからと。」



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