僕のアイデアで巨大企業になった我が社だが、その中に政経塾も有ったから、若手国会議員に塾生が多いし、日本企業の半数以上が、我が社に関わる会社ばかりだから、組織票で簡単に当選させられるのだ。
だから、政治家は我が社に逆えない。あやつり人形だ。官僚、裁判官、検事も塾生が多いし、最高裁判事は、全て我が社に関係ある判事のみたわから、大株主の僕達親子に逆らえる人間は日本にはいないのだ。
つまり、この若さで僕はフィクサーになってしまったのである。
総理を含め国会議員のほとんどが僕達の奴隷みたいなもの。簡単に法律を改正出来、
国民も我が社に関わる人間ばかりだから、憲法まで改正出来たのである。
その一つに、銃刀法を改正し国が許可した者は、警察官と同じように拳銃を携帯できる。もちろん上級国民の限られた人間のみ。
やむを得ない、犯罪者を射殺しても罪に成らないのだ。
母は、バックから拳銃を取り出すと、蹴りを食らって動けない、Oさんを、
「ズキューン。気持ちいい、人殺し最高。死ね死ね死ねー。ズキューン、ズキューン。」
「ママカッコいい。まるで映画の極道を妻だよ。」
「そう、私はフィクサーの母。あはははー。」
床には、蜂の巣のOさんが転がっていたのである。
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