裕也は梨沙が部屋に戻ってしばらくの間はビール片手に礼二との雑談を楽しんでいたが、案の定、15分もしない内に潰れてしまい、ガーガーとイビキをかきながら気持ちよさそうに眠ってしまった。
礼二はやれやれと苦笑いしながら、つけっぱなしのテレビを見ながらチビチビとアルコールとツマミを口に運んでいたが、尿意を催しトイレを目指す。
勝手知ったる…というやつで迷いなくトイレに辿り着き、用を済ませて居間へ戻ろうとしたが、ふと、梨沙の部屋から小さな声が聞こえてきた。くぐもった、何かを耐えるどこか苦しそうな…
………。
少し考え込んで、イケナイ事だと分かってはいたが[もしかしたら調子が悪いのかもしれない]と無理やり理由をつけ、物音を立てないよう近付くと少しだけ扉を開けてそっと部屋の中を覗き込む。そして中を覗いた礼二はハッと息を飲む。
「ンッ、んふ、ァ…、ッ、んっ」
礼二の視線の先、ベッドの上で梨沙が懸命に声を殺しながら、自慰行為に耽っていた。
どうやら行為に夢中になっている梨沙はこちらに気付いている様子はない。
ゴクリ。
夢中で自信を慰めているその様子に礼二は喉を鳴らし、食い入るようにその姿を見つめる。
若く健康そうな肢体。横になっても垂れることのないその胸は梨沙が身じろぎするたびにフルリと震え、その胸を片手で揉みながらプクリと勃ち上がり存在を主張している頂を摘み上げ、クニクニと弄っている。
「っ、ん、んン、ッ、~ッ!」
そして何より、押し殺した甘く切ない声と共に、梨沙のほっそりとした指がクチュクチュとイヤラシイ水音を立てながらその蜜壺へ差し込まれ、中を掻き回している様子が礼二の位置からは丸見えになっている。
漏れ聞こえてきた声にもしやと思ったが、想像通り…否、想像以上の光景だった。先日見たAVなんて話にならない。
目の前の光景に礼二は興奮し、そこから目が離せない。
礼二は興奮で荒くなる息を抑えながら少しの間それを眺めていたが、股間のズボンが大きくテントを張っている。
ズボンの前をくつろげると、ブルンッと勢いよくペニスが飛び出した。既にギンギンにいきり勃っているソレを無意識に手に取ると、舐めるように梨沙を見つめながら上下に扱き始める。
もういい歳をしたオッサンが友人の娘のオナニーを覗いて興奮していることに、一瞬罪悪感が礼二の中に生まれたが、そんなものは瞬きする間にどこかに消え去ってしまう。
「ン、ンフッ、んんっ、ンッ!」
絶頂が近いのか、噛み殺した声を震わせながら、梨沙の手は忙しなく動き、クチュクチュといやらしい音を立てている。
礼二は梨沙の痴態に興奮し、扱きあげるたびにタラタラと涎を垂らし、早くメスの中で暴れたいというようにソレは手の中でビクンビクンと震えている。
もう、礼二の中で欲望は抑えられないほど膨れ上がっていた。
そんな礼二の目の前で、
「~ッ、ンンッ!!」
梨沙はビクビクと身体を震わせ、果てた。ハァハァと少し荒い息を吐きながらグッタリとベッドの上に力無く横になっている。
あぁ、ダメだ…。我慢できない!
とうとう我慢できなくなった礼二はゴクリと唾を飲み込むと、欲望のままに鼻息荒くその場でズボンと下着を脱ぎ捨て、梨沙の部屋に飛び込んだ。
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