父親にキスをされ、性行為の予告をされた。長いお風呂でのぼせていてよくわからない。『少しずつ、慣らして行こうな』って何?
土曜日登校は、週休二日が完全に行われていなかった親世代には大したことないのだが、毎週休みが当然の小学生には大きな不満らしい。ベッドに上で携帯を見ると暖人と彩夏からそんな内容のメール、それと“蔵田真人”から着信。なぜかドキドキする。なんで?
ブルブルとライトブルーの通信機が震える。
「咲良?」「はい。蔵田先生?」「うん。明日の確認。朝9時だからね。算数中心!」「あ、はい」「お昼には終わるけど、ちょっとだけ、買い物付き合ってね」「うん」
昨日が休みじゃないのに、塾に行って勉強するのに、嬉しくて6時に目が覚めた。一対一での授業。
扉を開けて建物に入るといつもの活気と賑やかさがないひっそりとした空気。そこに蔵田真人が待っていた。「咲良、おはよう」自然と笑顔になり「おはようございます」と応える。
授業はあっと言う間。先週のテストで出来なかった問題は、もう自信をもって解ける。分かりやすく優しく説明する蔵田を改めて尊敬する。「じゃあ、ここでおしまい。待ってて、すぐ用意するから」
12時前。15分位待った。教室に戻った蔵田はTシャツにジーパンのラフな格好だった。「あっ」「ん?どした?」「あ、いつもと違うから」「変?」「ううん、かっこいい」「咲良に言われるとうれしいな。おいで」蔵田についていき、車に乗る。
男の車に乗ること。密室だから、何をされても逃げられない。咲良は、自分の身体がセックスをできるように成長しているのに無防備だ。
塾に来る子どもたちがまず来ない、方向のずれたショッピングセンター。「変装」と言って真人が帽子をかぶろうと言い、ふたりお揃いのを買い、かぶる。
そのショップを出ると真人の左手があたしの掌に絡む。ギュッと繋がれる。「あっ、」「クレープ、おいしいんだ、座って待ってて。」手を離し買いにいく。
ストロベリーとチョコ。種類は違うのをふたつ。「おいしい」「だろ。こっちも食べてみ。」スプーンでチョコのほうをすくい、あたしの口の前に。躊躇なく口に入れる。真人から「味見させて」と言われて真人の口にスプーンを運ぶ。食べ終わったら、真人があたしの手を探り、軽く握ったあと、指を絡めた。端から見たら日曜日にデートを楽しむ恋人同士だ。
そのまま立ちあがり、Tシャツを買いに。お揃いの柄のものを買ってもらった。真人が黒であたしは咲良、だからといってピンク。
また、手をつないで車に戻る。駐車場を出て川沿いな入ったところで止める。
「咲良、好きだ、、、」そう言われた瞬間、真人が顎に手をかけ「目、閉じて」と。唇が重なった。
キスの仕方、よくわからない。息を止めていたら優しく「呼吸して平気だよ。」鼻からスゥと吸い込む。「軽く吸ってごらん」あたしが口を吸うと真人も吸い込み、口と口がピッタリ合わさる。『チュッ、チュッ』と車の中で音がした。
「キス、ありがとう」「うん。」「手をつないで、唇で繋がって。」「、、、ぅん」「咲良と全部、繋がりたいな。約束だよ」そういって抱き締められキスを受け入れた。家のそばでもう一度。「咲良、好きだよ。今日はありがとう。」キスされて。「咲良、かわいいから。キスより先のこと、次、させてね」
下半身がジュンとするかんじがした。
家でパンツのなかを見ると、パンツが濡れ、蒸れていた。
咲良は真人が好きなのは分かっていたが、身体は真人の身体を望んでいた。たぶん、毎日真人と会ったら夏休み中にこの幼い膣に大人は太いもので毎日かき回され、子宮を汚されるだろう。
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