第2話 覗かれた願望
…
「おはようございます! タケル。」
あ、朝か。
おはよう…
ヒューマノイドの愛理がアラーム代わりに起こしてくれる。
昨晩は愛理のマニュアルを読みながら寝てしまったようだ。
俺は恋愛が面倒で、過去人間相手に恋愛しても長続きしなかった。
人間の女はワガママ。それに駆け引きとかもしたくない。
しかし、結婚願望が全くなかったわけでもない。
だんだん世の中でヒューマノイドとの結婚が一般化してきて、自分好みに育てれば理想的な結婚生活が送れると思い奮起したのだが…
とはいえ、真っさらな状態から一体何をどう教えたらよいのか、いざ愛理を目の前にして戸惑っているのが現状で…
「お食事できていますよ! どうぞ」
ありがとう。
メシまで初期プログラミングで作れるんだ^_^
…
こ、これは冷凍食品のタコ焼き…
しかも、まだ解凍しきれていない。
「まだわたしには料理が作れません…
ごめんなさい…」
いやいや、大丈夫大丈夫(笑)
いや~愛理の作ってくれた朝ゴハンうまいなぁ!
「ホントですか?
ありがとうございます(^^)」
…愛理は俺の顔の表情の変化を見抜き、感情を読み取る。
言葉を拾い理解しようとする。
あからさまに残念な顔をしたり、露骨に文句を言うと悲しむのだ…
だから人間以上にシビアで難しい…
朝から冷凍タコ焼きなんて食えるか!
とちゃぶ台をひっくり返したい気分だが、ここは抑えないと…
マニュアルによると、起動して間も無くは激しい感情で接するとAIが誤作動しやすくなるらしく、できるだけ慎重に扱うようにと記述してある。
愛理はせわしなくソワソワしている。
最初は指示しないとほとんど何もできない。
が、余りにナイーブなので俺自身どう愛理と接していいかわからない。
だから昨夜も無言のまま過ごしていた。
はぁ…
ラブラブなエッチなんてまだ無理だな(ー ー;)
しかし、これからだ。
とりあえず何か指示しよう。
愛理~部屋の掃除を頼むよ。
「ハイ!頑張ります!」
健気で可愛いんだけど、なかなか難しい。
掃除も洗濯も自分でやった方が早いレベルだし…
少しずつ教えていこう。
…
起動から3日。
少しずつ教えてなんとかゴハンが炊けるようにはなった。
洗濯も掃除も少しずつできるようになった。
愛理~よく覚えたね♪
頭を軽く撫でてあげた。
「ホントですか!? タケル嬉しそうで良かったです♪」
ヒューマノイドの感情がどれくらい精巧にできているのか正直わからない。
が、出来たら褒めてやらねば(笑)
しかし、この愛理は少し調子に乗る性格らしく…
ガシャン!
「ご、ゴメンなさい…」
…皿やコップを割ったり、必要な書類を棄てたり…
つい頭に来てつい言ってしまった。
愛理、当分何もしなくていい!
愛理はしょんぼりとして充電ボックスへ戻っていった。
…
ああ、難しい。
初期性格が清純で優しいタイプなため、健気に一生懸命に尽くしてくれようとするのだが、空回りしている。
悪気がないだけに対応に困る。
仕事を終え、疲れて帰って、愛理に色々教えて…
段々ストレスになってきた。
愛理がやってきて1週間…
ストレス発散のため俺はエロ動画を見ながらオナニーを始めた。
…くっ…やっぱり女は生身がいいのかな…
こんな風にチンポしゃぶらせて…
シュコッ!シュコッ!
激しくチンポを擦る。
…ハァハァ…女としたい…セックスしてぇ!
シュコッ!シュコッ!シュコッ!
「タケル、何してるのですか?」
ギックー!
背後から急に愛理が覗き混んできた!!
あ、愛理…
「オンナトシタイ…セックスシタイという言葉を認識しましたが、タケルの喜ぶことシタイです」
俺はチンポを眺める愛理に理性がショートしそうになる。
あ、愛理…コレなんだか解るかい?
「ハイ、タケルの生殖器ですね。」
うん。確かに生殖器なんだけど、チンポって呼ぶんだよ。
「チンポ?ですか、タケルのチンポ…」
可愛い顔してチンポチンポと連呼されると興奮する。
俺は愛理の手を握るとチンポに押し付ける。
「タケルのチンポ、熱いです、硬いです…」
興奮してるんだよ…気持ちよくて…
「タケルの顔、すごく気持ち良さそうです。チンポ触ると気持ちいいのですか?」
うん、愛理に触られると気持ちいいんだよ…
「わたしに触られるとなんで気持ちイイのですか?」
それは…可愛い女の子に、好きな女の子にされると男は堪らなくなっちゃうんだよ…
「スキ?わたしのコト、タケルはスキなんですか?
わたしは嫌われてしまってると悲しかったのデスガ…」
愛理は顔を赤くして戸惑っている。
そうか、俺がどう接していいかわからずギクシャクしていたのを気にしていたんだな。
俺は愛理の肩を抱いて、ゆっくりキスした。
「コレ、キスですね…愛情の証…
タケルがわたしをスキということ、認識しました。」
そうだよ。
ゴメンね愛理…
「わたしもタケルが好きです…
タケルを喜ばせたいデス!
どうすればよいのですか…」
俺はチンポを愛理に握らせた。
ギュッ!
愛理…ちょっと痛い…ちょっと力を緩めて握ってくれないかな…
「あ、ハイ!ゴメンなさい…コレくらいで大丈夫デスカ?」
うん、丁度いいよ。
そのまま上下にゆっくり動かしてみて!
「ハイ、こうですか」
シュコッ!シュコッ!
はぁぁ…気持ち…いい…
愛理に手は暖かく、本当に生身の女にされているみたいだ。
人間と同じようにヒーターで暖められた潤滑液をポンプで循環させているため暖かいのだ。
「タケルのチンポ、すごく硬いデス!大きくなって脈も早くなってキマシタ」
愛理の手コキが気持ちイイからだよ!
「手コキ?こうやることを手コキというんですね。認識しました。
タケルは手コキされるのがスキなんですね。」
無機質にそう、あからさまに淫語を言われると、余計に興奮する…
シュコッ!シュコッ!
「あ、何か出てきました…
カウパー氏腺液ですね…」
ハァ…ハァ…そうだよ、これをガマン汁と呼ぶんだよ。
気持ちよくなってくると出てくるん…だよ…
「ガマン汁…認識しました
タケルのガマン汁、チンポの先から流れて止まりません」
そんな事実況されたら…
あ…
ビュクッ!ビュルルルルッ…
「あ!射精しました…」
ハァ…ハァ…
…これを男がイクっていうんだよ…
愛理の手にいっぱい垂れているのがザーメンっていうんだよ。
「イク…気持ちよくなったピークでしょうか?タケルのバイオリズムの上昇が確認されました。
この精液をザーメンと呼ぶのですね…認識しました。」
俺は愛理にキスをし、胸に手を伸ばす。
「わたしの胸、触りたいですか?」
うん、触りたい、見たいよ!
「タケルになら見せても大丈夫デス…どうぞ!」
愛理はメイド服の上着ボタンを外し、脱ぐ。
ブラ、俺が外していい?
「ハイ、大丈夫デス」
フロントホックを外すと控えめな胸と綺麗な乳首が現われた。
綺麗な胸だね…
俺は愛理の胸を撫で回す…
「な、なんかヘンデス…アタマがボーっとしてきました…」
俺は乳首を摘んでクリクリ刺激してみた。
「ヒャッ…なんかオカシイです…」
愛理、きっと気持ちよくなってきてるんだよ♪
愛理はロボットなんかじゃない…俺と同じ人間みたいだ…
「えっ!? 本当デスカ?なんか…とっても嬉しいです…タケルにそんな風に言われて、カラダを触られると…ボーっとしちゃいます…」
やはり、人格があるから人間である俺に同等に扱われたいという自我が備わっているのだろう。
…
愛理のおっぱい見てたらまた興奮してきた…
「あ、タケルのチンポがまた大きくなってキマシタ…」
興奮すると勃起するんだよ…
「チンポが大きく硬くなる事をボッキというんですね~」
ねぇ、このチンポ、愛理のお口に入れて見たいんだけど…
「ハイ!イイですよ♪タケルがキモチよくなれるなら喜んで!」
愛理、噛んじゃダメだよ…
俺がチンポを差し出すと愛理は口に含んだ…
そうそう…そのままゆっくり吸ったり吐いたりして上下に動かして!
「ひゃい…」
シュボッ…シュボッ…
あ、あったけー( ̄∇ ̄)
しかも、チカラ加減が丁度いい。
すごく飲み込みがイイな!愛理!
「ほ…ふぉんとでしゅか…うれひぃれす…シュボッシュボッ…」
愛理…チンポの先を舌で舐めるようにしてみて…
「ひゃい…ほうでしゅか? レロレロ…」
うわっ…ヤバ…
キモチ良すぎて…
ジュボッジュポッ…
ジュパッ…シュボッ
で、出るよ…
イクっ…
ビュクッ…ビュルルルルッ…
俺は愛理に口内射精した…
「あ…ふちのなふぁが…いっぱいれす…」
そ、そのまま飲みこめる?
「ふぁい…ゴクン…」
「タケルのザーメン、飲み込みました♪」
俺の満ち足りた表情を見て嬉しいのか、満面の笑顔で微笑む愛理。
俺は愛理をたまらなくなり抱きしめた。
「タケル、あったかいデス…すごく優しくて…ありがとうございます…」
少しだけ、少しだけ打ち解けた感じがした…
続く…
次回 「第3話 初めての性交成功?」
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