空想・幻想小説

川遊びをしていると

「みんなー、お腹減っただろー」と

遠くから声がする


あっ、ブンの母ちゃんだ！


オニギリを持って来てくれたのである。


「ブンの母ちゃん、いつもありがとう」

ゴンが言うと皆が続いて、ありがとうと言う。


街中から
こっちに変わってきて早3年である。

田舎暮らしは不便であるが、地元の婆さんじいさんが色々世話好きな人ばかりで、特に新鮮な野菜や果物、お米には困る事がなかった。


回りの目も気にする事なく、煩わしい生活、ストレスの溜まるような生活からも解放されて伸び伸びとした気分で居られる。



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