翌年のお彼岸の午後であった。
「こんにちわ、川中さんのおたくですか」
「はい、そうですけど・・」
見知らぬ男を見て和子は怪訝な顔をみせた。
「旦那さんの同級生の者です、こちらに来たんでお仏壇お参りさせてください」
男はそう言ってずけずけと家に上がり込んできた。
「仏壇はどこですか」
「隣の部屋ですが」
男は厚かましく自ら襖を開け仏壇にひざまづき線香をあげた。
「ここにひとりお住まいですか」
「はい」
見かけない男に和子は不安を抱いた。
「外にサルが紐で繋がれてましたが飼っているんですか」
「はい、私のいい相手で可愛いです」
男は和子が用意したお茶をすすりながら
「やはりおひとりは寂しいでしょう、奥さんのような綺麗な方を残してご主人も心残りでしょう」
和子はその男の目に厭な予感を感じていた。
「夜の方はどうなんです、自分で処理なさってるのですか」
和子は身じろいだ
「お帰りください」
すると男の顔が急変し和子の手を引き寄せた。
「何をなさるのですか、いけません」
「奥さん寂しいんでしょ、サルなど飼っても役に立ちませんよ」
六畳間の仏間に和子は組み伏せられた
強引な口づけに口をふさがれ瞬く間に衣服を男は剥ぎ取った。
「ダメやめてください」
その様子を察したサブの怒りの声が啼き叫ぶ。
「ギャギャ」
もがくが男の腕力で見る見るうちに下着も剥ぎ取られて白い肉体がされけだされる。
「いい体してるじゃないか」
「なになさるの・・」
「いいおっぱいしてるじゃないですか、まずは吸わせていただくか」
「いや・・・ああ」
「ほ~れ、もう濡らしてるじゃないですか」
男の手が既に伸びて黒い茂みの奥を撫でている
「早いとこ済ませますか」
男がズボンを脱いだ時だった
「いてえ何しやがる」
サブが繋がれていた紐を食いちぎり男の首に噛みついたのだった。
男はひるんで慌てて外に逃げ出すのだった。
「サブちゃん・・・」
和子は泣き崩れていた。
和子の衣服を剥ぎ取られた哀れな姿をサブは見ながらよりそうのであった。
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