亮は貴司の後ろ姿を見ながら思った。
(下半身は本当に女なんだ。あの尻、腰回り、括れたウエスト)
そう思った時だ、貴司の手からタオルが落ちた。タオルを拾おうとする貴司。男なら上半身を曲げて拾うが貴司は膝を揃えて曲げてタオルを拾った。その仕草を見て亮は思った。
(心も女になったのか貴司)
そう心で呟いた亮の下半身が硬くなった。
(嘘だろ彼奴は親友だぞ。でも何故旅行を断らなかったんだ?俺に打ち明けたかったのか?貴司)
顔を湯に沈めて戸惑う亮だった。亮は元彼女とセックスを散々してきた。貴司もあんな風に悶えるのだろうか?でも親友だ。でも下半身は女だ。そんな事を思っていた。
貴司が出てから暫くして風呂から出た。
部屋に向かいながら貴司は寝ただろうか?それとも・・
部屋の戸をそっと開けると小さな電球の灯りに貴司の眠る姿がぼんやり見えた。亮の布団に背中を向ける様に横向きで寝ていた。亮は貴司の背中を見るように向いて横になった。
そして思った。
(なんか色っぽい浴衣姿)
槌(触ってみたいこの尻を)
(触ったら怒るだろうか)
(でも触りたい。どんな風な反応を・・)
亮の手が貴司の尻に触れた。(温けえ、それに柔らかい)
互いに体の左側を下にして横になっていた。亮の右手の人差し指が、浴衣に包まれた貴司の尻の中央線をなぞってみた。
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