貴司は何時もの快感と違う事に気付いていた。
(何これ、熱い、凄く気持ちいい。)
既に貴司の股間にはぺニスが消えていた。だがまだ気付かなかった。股間が女になった事に。
そして身体が中に浮く感覚に襲われ意識が飛んだ。
身体で呼吸をしながら眼を開けた。
[何今のは?何にも分かんなかった]
疼きの止まない股間に手を・・
[あっあぁ~気持ちいい。えっ・・嘘・・]
息を飲んだ。声が詰まった。
[なっ・・嘘だろ・・ぺニスが・・どこ行った。俺のぺニス何処だ]
[現実?夢?また夢?]
現実だった。そこは女と化していた。
数日が経過した。
「どうした貴司、元気ねえみたいだけど悩み事でも有るんか」
同期の亮が心配そうに言った。
[何でもねえよ。悩みなんかねえよ。]
「そうかそれならいいけど・・なぁ貴司、温泉にでも行くか」
[温泉かぁ。今度の連休で行くか]
笑いながら話す二人は親友と言っても良い仲になっていた。
仕事を終え居酒屋で何処の温泉に行くか決めてマンションに帰った。風呂に入った。そこで、はっとした。ヤバイ、風呂がヤバイ。亮にばれる。
(どうする俺・・)
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