「……じゃあ、早速始めましょ♪」
ドーラはそう言って僕を押し倒す。
「えっと……遺伝子がどうのっていってたけど、それって……」
鏡を見ないでも期待で頬が赤くなっているのが分かるほど、顔が熱くなっている。
恥ずかしいなぁ。
こう言うときにもうちょっと冷静で居られたらいいのに。
「ええ。思ってる通りですよ……♪
ここから、遺伝子を集めちゃいます♪」
ドーラの手が僕の股間に伸びる。
さっきオナったばかりなのに、僕のチンポは期待でギンギンになってしまっていた。
「取り合えず最初ですから……今日はお口で……ね♪」
部屋着のスウェットをずり下ろしていくその手を掴んで、僕は抵抗する。
「ち、ちょっと待ってっ!!
その前にシャワー……せめてトイレにっ!!」
「あぁら、私だったら気にしませんよ♪」
ズルッ!!
パンツごとスウェットを脱がされて、僕のチンポがドーラの視線に晒される。
皮かむりのが恥ずかしいのもあったが……
「あら、ゴミがついてますよ…♪」
さっき慌てて始末をしたから、ティッシュの切れ端が引っ付いてしまっていたのだ。
「イケませんねぇ……いくら使うアテが無いとは言え、これはちょっと……」
「だから見せたくなかったんだよっ!!」
あと、一言余計だっ!!
「まぁいいです。このまま……」
言うや否や、ドーラは口を大きく開いて、僕のチンポを根本まで一気にくわえこんだ。
「うひっ♪」
風俗に行く勇気も金も無い僕はフェラチオも初めての体験。
思わず妙な声を上げてしまった。
ドーラの口の中は熱くネバネバした液体で覆われていて、とても機械とは思えない。
「どーですかぁ?」
明瞭なドーラの声。
口が塞がっているのに?
「あ、声ですかぁ?
ミミがスピーカーになってるんですよ♪
おフェラの途中でも口を離さなくて済むでしょ?」
ネコミミに意味があったのかっ!?
「これならちゃんとドコが良いのか聞きながらペロペロできるでしょ?
ココとココ、どっちが好きですか?」
ドーラの舌が鈴口をほじり、カリの下をねぶる。
うううっ♪オナニーとは全然違うっ♪
「ほらほらぁ♪よがってないでちゃんと答えてくださいよぉ♪」
スピーカーから聞こえる声は弾んで、ヤケにテンションが高い。
コイツ……絶対楽しんでやがるっ!!
僕は震える声で「す…鈴口……」と答える。
「あはっ♪ほじられるのがイイんですか?
やっだぁ♪おチンポの穴ほじられてヒィヒィ言うのがイイなんて……
童貞こじらせ過ぎちゃって、性癖歪んじゃってるんじゃないですか?」
う、うるさいっ!!
僕だって今日まで知らなかったよっ!!
「じゃあココを重点的にイキますね♪
あ、苦しくなったら言ってねぇ♪」
再びドーラの舌が鈴口に押し当てられる。
く……ムズムズする……
ドーラの頭に手をやって、じわじわ上がってくる快感を受け止めようと構える僕。
だけど、そんなのは全く意味がなかった。
今更ながら、ドーラがロボットだってこと、忘れてたんだ。
ドーラの舌は口の中で細く伸びて、カリの下をぐるっと一周。
裏筋を這い上がって鈴口に入り込むと、尿道の中を痛みもなくするすると登ってくる。
「おほっ♪」
またもや漏れる、妙な声。
熱い粘液をまとって細長く伸びた舌が、敏感な場所にそれぞれ違った刺激を与えてくるとは。
つか、聞く意味無いじゃん!!
腰が勝手にガクガク揺れて、金玉がきゅうっと縮み上がる。
くうう……イ、イキそう……♪
「我慢しなくてもいいんですよ♪
そのままお口に出して構いませんから……
あ、でも……イク時は言ってねぇ♪」
そう?悪いねぇ……僕、もうムリ。
それじゃあちょっと、失礼しますよっ、と……
「で、出るゥん♪」
……後で聞くと恥ずかしくなるような情けない声と一緒に、僕はドーラの口の中にザーメンを吐き出した。
ドーラは顔を僕の下半身に押し付けるように密着させて、僕のザーメンを飲み干していく。
二回目だってのに、思ったよりも沢山の量が尿道をかけ上がっていく。
ふはぁぁ……
射精の余韻に浸りながら、僕は床にどさりと身体を横たえる。
つ、疲れた……
自分では何にも動いちゃ居ないのに、オナニーの比じゃない疲労感。
何もかもがどうでもいい……
疲労は倦怠になって、やがて眠気を誘ってくる。
重たくなってくる目蓋を持ち上げる気力も使い果たした僕は、そのまま眠ってしまった……。
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