情事になることも妄想し派手な下着にワンピースで身を飾りインターホンを押した。
「お待ちしてました。」中野と名乗った男は、紳士的なまま部屋の中に案内する。慣れた手つきで珈琲を入れて、同僚を呼んだ。「木内と申します」名刺を渡してきた同僚の男。
しばらく談笑し、近所のスーパーやお弁当屋の話などをした。男の二人暮らしで食事は苦労しているようだった。大手企業の営業マンの二人は、話も上手く楽しかった。
「主人が帰ってくるので、今日は失礼します!」すっかり遅くなってしまい焦って帰ろうとした時
「この前は失礼しました。反省しています。これで信用して欲しいと言っても無理だと思いますので、また来て下さい。」と深々と頭を下げた。
何もされずビデオの話も無いまま帰るのは腑に落ちないが、そのまま家に戻った。
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