隆は恐る恐るスクールのドアを開けた。
「こんにちわ~」
奥から男の野太い声で返事があった。
「やあ、ようこそいらっしゃいませ。」
出てきた男に隆も綾子もややおののいた。
2メートル近い大男が、ライフジャケットにピチピチの海パン一枚という
半裸に近いスタイルで出てきたからだ。
ムキムキした筋肉もほぼ剥き出し状態であり
体つきに比例してデカイのであろう、股間の尋常ではない膨らみも
まるで隠そうとはせず、堂々と夫婦の前に晒していた。
隆(うわ…何だこの男は…)
綾子(え…何でこんな格好…)(ドクン…ドクン…)
綾子の思いとは裏腹に、綾子は胸の中で何かが疼くのを感じた。
綾子(…なんだろう…?)
綾子の目に、ほんの一瞬だけ狼狽が走ったのを
男は見逃さなかった。
男(へへへっ…今日は久々の当たりかな…
俺を見て動揺してやがる…こりゃ楽にイケそうだ…)
男には経験に裏打ちされた確信があった。
夫との性生活に不満が溜まっている人妻は、自分を見て目の表情が変わる。
この男は素人には見抜けない力でその変わりかたを捉え、ヤレる人妻だと確信し、確実にセックスまで持ち込んで来た。
今回も男は綾子の目の変化を確実に捉えた。
綾子(ちょっと…何かすごい人かも…)
男(へっへっへっ、待ってなよ奥さん、後で自慢の大砲ぶち込んでやるから、
ヒョロい旦那じゃ、もう満足出来なくなるから、覚悟しときなよ…)
男の毒牙は確実に綾子に迫っていた。
※元投稿はこちら >>