その三
「ごちそうさまでした」
「お兄ちゃん、ウシに…」
ちゃぶ台の下に潜り込んだオレは、そんな言葉には耳も貸さず
「もっとお行儀良く座らないと。ダメじゃないか」
床にペタンと座るなぎさの膝を、両方のコブシでグリグリと拡げる。
(空いたスペースに一気に詰めろ!)
相手ゴールめがけてちゃぶ台の下を素早く進む。
「タイガーショッ!」
オレの右手に魂を宿した日向君が左足(人差し指)でゴール前のボールを蹴り上げる。
「ひゃん!」
「お兄ちゃん、痛いよぉ」
「なぎさ、ボールはトモダチ痛くない!」
オレは痺れの残っているであろう所を、クルクルと優しく撫で回していた。
「はあぁっ…っんっ…」
優しい刺激に甘い声を出すなぎさ。
「またシミが拡がって来たぞ」
シミの中心に狙いを定めると、素早く指を打ち込む。
「打つべし!打つべし!」
「お兄ちゃん…」
「なぎさのココは、どうしてこんなにスケスケなのかな~?」
「んぁ…そ…れは…お兄ちゃん…お兄ちゃんが…」
「他人のせいにする様な子に育てた覚えは無いぞ!」
「なぎさは何を使ってどうしていたんだっけ?」
「あぁっふっ…な、なぎさは…お…おにい…ひゃんの…ひおひを…」
「なんの?!」
「…っせっ、せぃひの…におひを…っかはっ…ぁいでぇ…あ…アソコを……じってましたあぁ~…」
「ロボコン0点」
(ガンツ先生!)
「さっき外で教えただろ、なぎさはお兄ちゃんのザーメン臭を嗅いでパンツの絞り汁をゴクゴク喉を鳴らして飲み込みながらオマンコの奥まで指を入れてむさぼる様にオナニーをするヘンタイ巨乳JKです。だろ!」
追加要素が増え、だいぶ長くなっている
しかし、オレの右手に降臨したジョーのジャブ(人差し指)は情け容赦しない。
「をあぁあ…な…さぁはぁああっ……お…おにひっぃ……ぢゃんのぉぉおっ………」
なぎさはちゃぶ台にうつ伏せになって、しがみついていた。
「ダメだ!そんなんじゃハートマークもらえないぞ!」
「ちゃんと言える様になるまで特訓ガッ…」
ゴッ!!
ちゃぶ台の下から鈍い音がした。
興奮のあまり、起き上がろうとしたオレは、なぎさを乗せたちゃぶ台に後頭部を打ちつけた。
かなり激しく。
薄れゆく意識の中、オレには天使が舞い降りてくるのが見えた。
(なんだかとってもねむいんだ…)
………
(……ぅっ…んんっ…おもい…)
目を覚ましたオレの眼の前は真っ白になっていた。
…、正確には、さっきまで白かったなぎさのスケスケパンツが顔に擦り付けられていた。…である。
どれ位気絶していたのだろうか?
窓の外が少し明るい。
…んっ…ぢゅぅむっ…
なぎさはソコに集中するあまり、意識を取り戻し、オレの目が開いた事に気付いていない。
(このまま様子をみるか…)
仰向けでバンザイの姿勢のまま動かず、敵の攻撃に身を任せた。
なぎさは身体ごと大きく動き、深いストロークで刺激する。
更に、自らの股間をオレの顔面に擦り付けて快感を得ようとしているのだ。
なぎさは"鼻"がお気に入りの様だ。
なぎさの透けた股間が迫る。
(オーライ、オーライ…ストーッ…ブッ)
スケスケのパンツの中、一際存在感を主張する突起物で鼻を押し潰すと、器用に腰を回転させた。
回転が止まると、鼻は溝に沿って移動する。
押し潰された鼻は、微かな抵抗として溝を左右に押し拡げる。
眼前で繰り広げられる攻防と、鼻腔に拡がる甘い牝の匂い。
血流量が増え、オレのムスコが大きくなると、なぎさは更に深く咥え込んだ。
…ンフッ!ブフッ
限界まで到達した様だ。
エホッ…ゲホッ
咳き込むなぎさ。
もう一度咥える。
…ブブッ…コォハー…
今度は離さない。
あたまを激しく左右に振り、少しでも奥に入れようと頑張るなぎさ。
怒張の先端が喉奥まで到達した。
…ガッ…ッハッ…
なぎさは込み上げる嘔吐感を懸命に耐えて奉仕する。
(ご褒美あげなきゃな)
そう思ったのも束の間、オレは膝を抱えられてチングリ状態になってしまった。
なぎさの舌が亀頭から根本にかけて、ゆっくりと焦らす様に這い回る。
「…いただきまーす…」
(なぎさ、そこはっ…おぉおっふぅ)
レロ…レロレロ…ズニュウゥ…
這い回っていたなぎさの舌が、ヒミツのトビラに侵入する。
ヌッチュッ…ヌッチュッ…ヌッチュッヌッチュッ…
すっかりと緩んで、ほぐれた所に…
ズルルルウゥッ…
なぎさの中指が容赦なく挿入される。
「ぉほぉぉっ」
耐えられずに、思わず声が出てしまう。
なぎさの動きが止まる。
(絶対気づかれた…!)
新たな快感を楽しむのも束の間、なぎさの指が、前立腺を捉えた。
クニクニと刺激されるたびに、脊髄から脳にかけて痺れる様な感覚に襲われる。
「ほふぃっぽな」
掛け声と共になぎさが発射ボタンを押し込むと、オレの意思とは関係なく口腔内に欲望の塊が放出された。
ビュルルッ ブビュ ブビュ
ゴキュッ、ゴキュッ
ップハーッ
なぎさは喉を鳴らして全て飲み干すと、満足した様に開放し、汚れた中指をしゃぶりながらこう言った。
「…お兄ちゃん、早く起きないと仕事遅れるよ。」
搾りかすのオレは、仕事へと向かう。
…夕方
仕事が終わりいつもの帰り道、今日も晩飯はコンビニ弁当だ。
「いらっしゃいませ~」
(よかった、今日はいない…)
レジに店長の姿は無く、アルバイトのJKの姿があった。
「こないだ店長さんからコレ…もらったんだけど…」
かなり恥ずかしかったが、財布からBIPカードを出して女の子に見せる。
「BIPのお客様ですね。ご案内入りまーす。」
「いってらっしゃーい」
裏から声がした
「こちらへどうぞ」
オレはレジの横にある小さな扉に案内された。
「気を付けて下さいね」
女の子に続いて狭く急な階段を降りると、正面にドアが現れた。
"オトナの社交場 BIPクラブハウス"
どう見ても怪しい。
「どうぞ、ご自由にご覧下さい」
レジの女の子が開けたドアをくぐると、薄暗い部屋が…
中に入るとコスプレ衣装や、バイブなどが所狭しと並べられている。
所謂アダルトショップだ。
(コンビニの地下に会員制アダルトショップって…あの店長何考えてんだ?)
オレは少し躊躇しながらも、どれをなぎさに使おうかと物色を始めた。
「らっしゃっせー」
バイブを手にコスチュームを選んでいると、奥のカウンターから若い男の声がした。
「えっ?」
てっきりあの店長がいるものだと思っていたオレは、ビックリして声のした方を見る。
カウンターに座っているのは、あの店長ではなかった。
「お客さん、あのカード捨てなかったんだね」
「あっ、な、何でそれを?」
「いや、だって親父が渡したカード無けりゃココ入れないから」
(親父?息子か?)
「ゆっくりしてってよ、来るだけでも来店ポイント貯まるし」
「ポイント?え?」
「あれ、聞いて無いの?」
「あ…は、はぁ何も…」
「マキちゃ~ん、チョット来て~」
カウンターの奥からさっきの女の子が顔を出す。
「は~い」
「ダメじゃな~い、ちゃんとご案内しないと」
「めんしゃい」
「カワイイから許すんだけどね」
「とりあえず、ポイント貯まるといいコトあるから」
(そんなザックリと…)
「今日は初回だから、これプレゼント。持ってっていいよ。」
カウンターの中から取り出した紙袋には
"はじめてのシルマニアファミリーセット"
と、書いてあった。
胡散臭さを感じながらも、要らなければ捨てりゃいいか。
と、お土産の紙袋を受け取った。
階段を上り、コンビニで買い物を済ませると、オレはそそくさとアパートに帰った。
部屋に入ると、ちゃぶ台にメモがあった。
"また来るね"
オレはドアを開けて隣の部屋の前へ。
なぎさが引越して来た(はずの)隣りの部屋は、明かりが点いていない…
(あの子、何だったんだろ?)
4月□日(金)
いつもの仕事帰り、コンビニ経由アパート行き。
あの日から二度となぎさの姿を見る事は無かった。
「…ぁ…ぃゃ…」
アパートの階段を上ると、微かに男女の声が聞こえてきた。
(この声、まさか…)
声のする方をたどる…オレの部屋からだ!
ドアを少し開けて中の様子を伺うと、侵入者は背を向けている。
オレはゆっくりと、音を立てずに侵入者に忍び寄り背後から手を伸ばす。
「なぎさっ!」
背後から伸びてきた手に驚いた侵入者がこちらを向き、ヘッドホンを外しながら言った。
「お兄ちゃんおかえり」
オレの手がDVDの停止ボタンを押した。
「…勝手に人のエロDVD見ちゃダメでしょ。メチャメチャ音漏れてたし…」
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