その二
立ち上がったなぎさ。
その座っていた場所には、ベットリと粘液が。
「なぎさ、また床に汁が垂れてるよ。」
オレは指ですくい取ると、なぎさの顔の前に持って行き、見せつける様にゆっくりと舐め取った。
「さっきみたいに、キレイにお掃除しないと。」
耳許でそう囁く。
なぎさはブルブルッと震え、小さく頷く。
左手にタオルを持ち、床に膝をついて掃除を始めた。先程と違う点が有るとすれば、スカートから覗く下着がピッタリと張り付いて、薄紅色の花弁が透けている事。
そして、お留守の右手が"ソコ"を刺激しようと脚の間から現れた事だ。
「なぎさ、今はお掃除の時間だよ!」
ピクッと小さく震えると、なぎさの右手は床に向かう。
掃除を終えたなぎさは、立ち上がると力なくオレに寄り掛かる。
(もう少し面白くしてみよう)
オレはスーツケースを開け、
スプリングコートを取り出した。
「コレ、着て行こうか。」
コートをなぎさこ肩に掛け、袖を通さずにボタンを止めた。
「まだ、ダメだよ。」
コクン
言葉の意味を理解したなぎさが頷く。
玄関を出て、アパートの階段を降りると、コンビニに向けて歩き出した。
コンビニ迄は100m。
オレは反対方向に歩きだした。
(少し遠回りするか)
判断力の無いなぎさは、隣でフラフラと歩く。
「もう、好きにしていいよ。」
コートの中でなぎさの手が動き出す。
息が荒くなり、マスクの中のティッシュの臭いを深く吸い込む。
興奮して分泌された唾液は全て、口の中に詰め込まれたパンツに吸収され、唾液だけでは無い別の成分も一緒に絞り出されて胃の中へ到達する。
通行人とすれ違うと、耳許で囁く。
「今の人、なぎさのコト見てたよ。」
「こんなカワイイ子が、実はザーメン臭嗅いでパンツしゃぶりながらオナニーしてるヘンタイだなんて知ったら…」
なぎさの耳が赤くなり、更に息が荒くなった。
角を曲がり、人通りの少ない路地に入ると、当たり前の様にコートのボタンに手を伸ばす。
上から、ゆっくりとボタンを外していく。
コートの前をはだけると、両手をパンツの中に入れたなぎさの姿が現れた。
スカートが余程邪魔だったらしく、裾をウエストに巻き込んで下着が丸見えになっている。
「そういえば、コッチはまだ見てなかったね。」
上着の裾を捲り、胸を露出させた。
丁度腕に挟まれて、巨乳が更に強調される形になった。
(コレは…)
なぎさがセーラー服の下に着ていたのは、上下お揃いの三角ビキニだったのだ。
薄い三角形の布の下で、一部分だけが存在を主張している。
「下ばっかりじゃ不公平でしょ?コッチが淋しがってるよ。」
そう言うと、なぎさの右手をパンツから出させた。
手のひらまで愛液でまみれた手を左の乳房へ。
鷲掴みにされた乳房は歪み、揉みしだかれる。
やがて、なぎさの乳房への刺激は、一点に集中していく。
手に付いた愛液のおかげで、ビキニトップが少し透け始める。
「まだ、足りないみたいだよ。」
コクン、コクン
なぎさは、2回頷くと右手を再びパンツの中に入れた。
中指と薬指が激しく、奥に溜まったモノをかき出す様に動きはじめた。
自然と脚が大きく開き、腰が前後に動き出す。
ピクンッ
なぎさの身体が小さく痙攣を始める。
(そろそろか?)
手の動きが更に激しく、速くなる。
「ダメだ!」
ビクッ!
なぎさの動きが止まる。
こちらを見ながらフルフルと小さくクビをふる。
「ダメ!」
マスクの下から覗く頬はほんのり紅く、瞳を潤ませながらオレを見るなぎさ。
「こぼさない様に出して。」
諦めた様にゆっくりと右手を出す。お椀状にした手の中には、愛液がなみなみと溜まっていた。
「いっぱい出たね。じゃ、今度はコッチも使って。」
パンツの中から左手を出させると、右手の上に乗せた。
ブジュッ
手のひらを合わせると、愛液がこぼれそうになる。
ニチャッ、ニチャッ
糸を引かせながら、なぎさは両手にまんべん無く愛液を伸ばした。
「さ、続けて」
両方の手で胸を愛撫する。
なぎさの乳房を覆う布は、手のひらから愛液を奪い取り、自らの存在を隠す様に徐々に透け始めた。
「良く出来たね。」
なぎさのアタマをポンポンする。
余程嬉しかったのか、胸に顔を埋めてゴシゴシしている。
「コレ、いらないよね。」
オレはコートに手をかけた。
なぎさはコートを取られ、下着を隠す様に制服の乱れを直した。
(甘いな)
「あ、コレだけ返してあげる。」
コートのウエスト部分に付いていたベルトを渡した。
ベルトを手に、コッチを見るなぎさ。
「はい、お手。」
オレはなぎさの両手を縛り上げた。
「お散歩だよ、上手く歩けるかな?」
ベルトをリードの様にして、自分の周りをグルグルと歩かせる。
「良く出来ました、バンザーイ。」
?よく分からないが、なぎさもつられてバンザイをする。
(今だっ)
なぎさの背後に回り込み、腕を抑える。
「こうも簡単に後ろを取られとは、まだまだじゃな。」
目の前のスカートをめくると、丸くて大きなお尻が見えた。
そのまま裾をウエストに巻き込み、人差し指をパンツに掛けて、パチン、パチン。
「なぎさみたいなヘンタイのお散歩は、こうしないと。」
パンツをTバックの様に絞ると、上に上げた腕をそのまま後ろへ。
なぎさの身体は弓反りになる。
腕からぶら下がっているベルトを手に取ると、Tバックの下を潜らせた。
ギュンッ!
ベルトを持ち上げると、パンツはなぎさの股間に食い込んだ。
苦しそうな顔をこちらに向けてクビを振る。
容赦無くベルトをTバックに結びつけて、なぎさの前に立つ。
「何で制服直しちゃったの?さっきの方がなぎさらしくてカワイかったのに。」
言いながら上着の裾をめくる。
弓反りになった分、先程よりも胸が突き出されている。
オレは透けて浮き出た乳首を眺めた。
「いいね~、じゃあコッチは?」
しゃがみ込んだオレは、両手でゆっくりとスカートをめくる。
食い込んだパンツは、なぎさのワレメをしっかりと浮き上がらせている。更に、後ろへ引っ張られている為に、まるでローライズパンツの様になっている。
「暗くてよく見えないなぁ」
スカートを巻き込ませ、立ち上がると、オレは辺りを見渡した。
(あれだ。)
路地を進んだ角に自販機を見つけ、歩き出す。
「ほら、行くよ。」
ベルトを掴まれ、自販機まで強制連行されるなぎさ。
苦悶の表情を浮かべているが、
お構い無しだ。
「ほら、ちゃんと立って」
自販機の前になぎさを立たせる。
「腰をもっと前に出して!」
目の前にしゃがんでいるオレに向かって、刺激に耐えながらも、ググっと腰を出すなぎさ。
食い込みは更にキツくなり、下に下がる。
(おぉー、恥丘は青かった)
なぎさのパンツはワレメギリギリまで下がり、薄っすらと恥毛の生えた膨らみをさらけ出していた。
鼻が当たる寸前まで顔を近づける。
オレはワレメを守る最終防衛ラインに気がついた。
「コリコリにパンツ引っかかって苦しそうだね~。」
ワレメから顔を出したクリトリスが縁に引っかかって、それ以上パンツが下がらない様に頑張っていた。
もっとなぎさで遊びたい。
しかし、ここでの更なる刺激は危険と考え、撤収準備を始めた。
なぜなら、自販機は売上の見込める場所に置かれるからだ。
つまり、いつ誰に通報されるか分からないのだ。
手早くベルトの拘束を解き、コートを掛けてなぎさの身体を隠す。
間一髪、ひとつ先の角から自転車が現れた。
「危なかったね。」
恐らくなぎさには聞こえていないだろう。
しばらく自販機に寄り掛かり、休憩を取るなぎさ。
「外すか?」
オレは缶コーヒーを2本買い、1本をなぎさに渡す。
コーヒーを飲みながら、マスクを取ろうと手を伸ばす。するとなぎさは、耳の所を両手で押さえてイヤイヤをした。
(どヘンタイめ)
コーヒーを飲み終えると、ゴミ箱に缶を捨てた。
「行くよ。」
今度は袖を通してコートを着せる。
しばらく歩くと、後ろで音がし始める。
…ゴソッ…
(ハァー。)
確認するまでも無いが、後ろを向く。
そこには、器用にコートの袖から腕を抜いたヘンタイがいた。
「おまえ…」
風でコートの裾が揺れる。
(…?…!)
「なぎさ?さっき…渡したヤツは…?」
待ってました!と言わんばかりにコートの裾が内側から持ち上げられる。
もし、なぎさの口に何も入っていなかったら、絶対にこう言うはずだ。
ジャジャーン!
「あたたか~い…か?」
ウンウン
流石に挿入はしていなかったが、缶コーヒーはなぎさのパンツの中で、ワレメを温めていた。
何事も無かった様に、コンビニへ向けて歩き出す。
(通報されなきゃいいけど…)
コンビニに着くとカゴを取り、手早くペットボトルと弁当を入れた。
「らっしゃいネギ坊主」
コンビニの店長だ。
「…」
「何でぃ今日は女の子と一緒でぇ、コレかい?」
小指を立てる。
「いや…」
「いいね~若いってのは」
「あの…」
「今日はいつも贔屓にしてくれるにぃちゃんに、プレゼントがあんだよ」
「…」
「ビップカードってヤツだよ。コイツを持って来てくれたらイイコトあるからよ~。なくすなよ~。」
「いや…」
「毎度あり~」
訳の分からない内に、オレとなぎさはコンビニを後にする。
アパートに戻り、弁当をレンジに入れて温める。
「なぎさ、コッチおいで」
なぎさが目の前にちょこんと立つ。
ザーメンティッシュの詰まったマスクを取り、ゴミ箱に捨てる。
なぎさが名残り惜しそうにゴミ箱を見る。
「はい、アーン」
ヂュッヂュッヂュッヂュッ
最後の一絞りまで吸い取るらしい。
ヂュッヂュッヂュッヂュッ
ヂュ~~~ッ
「脱水終わったか?」
フンフン
「アーン」
口の中に詰めたパンツを取り出し、洗濯カゴに放り込む。
コートを脱がし、ハンガーに架けてやる。
(そろそろ弁当が温まるかな?)
「…お兄ちゃん。」
「んー?」
なぎさに呼ばれ、振り向く。
「…冷めちゃったけど…コーヒー…飲む…?」
決して忘れていた訳ではない。
忘れたフリをして、言わせたかったのだ。
「どの位冷めてんのか教えてよ。」
なぎさはスカートをめくり上げ、パンツの中から缶コーヒーを取り出した。
「これ。」
渡された缶は愛液でドロドロになっていた
「お兄ちゃんあったかいのが飲みたいなぁ」
缶に付いたドロドロの愛液を舐め取りながら答えた。
(どうする?挿入させるか?…いや、初物だったらもったいないぞ…)
「一度なぎさの中であっためてもらおうかなー」
なぎさは無言でスカートの裾を握りしめた。
プシュッ、カポッ
「…えっ?」
「はいアーン、飲み込んじゃダメだよ。」
コーヒーをなぎさの口に含ませた。
「ブクブクしてあっためて。」
ブクブクブクブク
(そろそろいいか。)
「そのまま飲ませて。」
キスをする。
なぎさの口から送られて来るコーヒーをゴクゴクと飲み干す。
ブラックなのに甘い。
なぎさの口の中が空になると、今度は逆にオレの口から唾液を送り込む。
舌を絡め、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み込むなぎさ。
唇を離すと舌の間で糸を引いた。
(もう一回…)
…チーン!…
……グゥ~…
レンジの音につられて、なぎさの腹のムシが鳴いた。
「……食べるか。」
ちゃぶ台に弁当を並べ、レジ袋の中のペットボトルを取り出した。
(…?)
袋の中に何かある。
(紙?)
袋を逆さにして振ると、床に落ちる。
(……)
それは、ボール紙にマジックでこう書いてあった
"BIPカード"
"有効期限:しめまで有効"
(なめんなよ!)
ツッコミ所満載
(BIPって何だよ!VIPだろ!V.I.P.!それにしめまでって、うどんと雑炊どっちにしますか?みたいな、ナベか?ナベなのか?)
ゴミ箱直行便アイテムだが、次回持って行かなかったら何をされるか分からない。
(とりあえず、財布に入れとくか…)
オレとなぎさは、ちゃぶ台を挟んで向き合うと…
「いただきます」
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