萌芽⑤【奈々編】
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スタッフの皆さんがあのビデオ通話を件を鮮明に覚えていることが分かった…
自分でも変態行為と認識はしているが、他者から変態女、淫乱、下品、変質者と馬鹿にされ笑わらわれるのは
何とも言い表せない惨めな気持ちになった…
なのに、少し興奮している自分に恐怖すら感じていた…
部屋を出て、何度か深呼吸をして気持ちを整えた。
店の外に出て、電話を掛け直そうと、隣の部屋の前を通過する時だった…
隣の部屋のドアが勢い良く開き、急に手が伸びてきた。
その手は、奈々の腕を掴み、一瞬奈々の体が宙に浮くぐらいの強い力で、
強引に部屋の中に引きずり込みドアは、何事もなかったように閉められた。
突然の出来事に、一瞬何が起こったのか理解できず
吃驚しすぎて、声すら上げることが出来なかった。
気が付いた時には、男に強く抱きつかれていた。
奈々は我に返り、必死に抵抗する…
奈々
「ぃ、ぃゃぁ」
「ぃゃぁ、ぃゃぁ、ぃゃぁ…」
震える声を絞り出しながら身を捩るが、
男は無言のまま、奈々の顔を胸に強く押し付ける。
あまりの恐怖に、呼吸をするのを忘れ抵抗していたが、
そう息も続かず、嫌悪しかなかったが、男の胸に顔を密着させ、
大きく息を吸い込む…
鼻腔から男の体臭が抜け、体内に取り込まれる…
んッ!?
嗅ぎ覚えのある匂い…
奈々
「ぁッ…」
その瞬間、奈々の体の体温が急激に上がった。
そして張り詰めた緊張の糸が切れ、一気に体の力が抜けた…
奈々の細胞が記憶する筋肉の形状や感触、
そして匂い…
奈々
「ご主人様…」
「なんでここに??」
「どうしてここにいるのですか?」
「でも、嬉しいぃぃ…」
「すごく会いたかったぁ…」
奈々はご主人様の胸に自ら顔を強く押し付け、匂いを何度も何度も体内に吸収する。
奈々
「やっぱり本物だぁ…」
嬉しそうに呟き、しばらくご主人様に纏わりついた…
1ヵ月半ぶりのご主人様との再会だった…。
ご主人様は、奈々への返事の代わりに、突然、後頭部に手を置き、
引き寄せ奈々の唇に吸い付いた。
ご主人様の肉厚な舌が、口腔内に侵入し、
奈々はそれを迎え入れるように、お互い舌全体を深く絡めあう…
唾液が絡み合い糸を引く…
ご主人様の舌が口腔内をいやらしく這いずり回り、
唇を吸われ、口の周りをベトベトにしていくような愛情たっぷりの濃厚なキスだった。
奈々の心の中
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あぁ…幸せ…
ずっとご主人様とこうしてたい…
あぁぁ…ご主人様、愛しています…
あっ、太ももに当たってる…
ご主人様のオチンポ様、もう硬くなってる…
すっごいカチカチ…
ご主人様、すごい元気…
奈々とキスしただけで、こんな興奮してくださってるのですか?
嬉しいぃ…
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ご主人様は、ギンギンに勃起する肉棍棒を押し付け始める…
久しぶりに会って、キスしただけで、すぐ発情しているのに
いきなり奈々の体だけを求めてくるのではなく、
まずは、時間をかけて奈々が大好きなキスをしてくれることが幸せだった。
自分を大切に扱ってくれていることが伝わってきた。
脳みそがトロけていきそうな甘い時間が流れる…
体の芯から燃えるように熱くなり、子宮が勝手にキュンキュンと収縮しだす…
ご主人様から性の徹底管理をされ、1ヵ月の禁欲生活を強いられているだけに
この甘いキスだけで、奈々の欲求不満の体は勝手に発情スイッチが入り、
否が応でも、太ももに感じる逞しい雄の象徴を意識し始める。
細胞はあの快感の記憶を思い出す…
無意識のうちに細胞が期待し、勝手に受け入れる準備を開始する…
愛液が大量に溢れ出たのが自分でも分かった…。
ご主人様
「12月は会えなかったので、急遽、明日明後日と休みが取れることになりましたので会いにきましたよ。フフッ」
「本当は、本日も奈々さんとディナーを一緒に食べて、ゆっくり過ごしたかったのですが、連絡を入れる前に奈々さんから飲み会の件が入ってきたので…。フフッ」
奈々
「言ってくだされば、絶対に飲み会は参加しませんでした。」
「なんで言ってくださらなかったのですかぁ?」
分かりやすく拗ねていた。
ご主人様
「それは……フフッ」
「先に入っていた予定を変更させるのは申し訳なかったから…フフッ」
少し含みを持たせるような言い方だった。
ご主人様
「どうせなら、同じお店でご飯を食べた方が効率的だと思って、こっそり茉凛さんに店と時間を聞き出していたんですよ」
「飲み会が終わったら、奈々さんと会う予定でいる旨を伝えてね。フフッ」
奈々
「嬉しいぃぃ」
奈々は、その言葉があまりにも嬉しすぎて、自ら唇を重ね舌を絡めた。
久しぶりのご主人様は、すごく甘々だった…
2人だけの世界に入り込んでいった…
ご主人様は、奈々を抱きかかえ、
部屋の奥の茉凛たちがいる部屋と隣接する薄壁に押し付けた。
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