美恵子本人は勉強、仕事一途でsmの事など興味は無かったがこの業界に入ってニュースや若い頃の取材等を通してそんな世界があることを
しったが変態だと決めつけていたが最近はマイノリティーとかも認められキャスターの立場からもそういう人を尊重するよう
視聴者に訴えたりもして来た。従って最近はsmとか少数の性的趣向者に対しても理解を示すようになった。
ただそれは共通の性的趣向者同士で楽しむものであって決して他人に強要するものではないと美恵子は訴えてきた。
無知な美恵子はsmと言えば叩いたり蝋燭を垂らしたり痛い者だと思っていた。ある番組のキッカケでsm小説を読むまでは。
報道キャスタの真理恵を追って美恵子は教養を買われ歴史番組などに起用されていた。
20代後半からの番組だったがメインの歴史学者に何度か叱咤されたのだ。
歴史番組で当然江戸時代以前の事件を考察する番組のため美恵子は着物姿で司会を務めたが歴史学者に下着(パンティー)のラインを
指摘されこっぴどく叱られたのだ。若かった美恵子はそれ以来着物を着る番組にはそれ以来下着は着けなかった。
年上の一応著名な学者に言われるのは兎も角当時はお笑いタレントからも下着のラインを凝視されよく揶揄われた。
「美恵ちゃん。今日もノーパンだ。」
(どうして東大出てこんな低能な連中に揶揄われなければならないのか。美恵子は口惜しかった。当時は。
美恵子が出世を遅らせてでも民法のバラエティー番組に出なくなった事件もあった。
ファッションショーのモデルを指導する先生から姿勢正しく歩く講習を美恵子が番組内で受けるコーナーで
「お尻の穴を締めて真っ直ぐ歩く。」
お尻の穴と先生が堂々とテレビで放つので美恵子は違和感を覚えたがここで恥ずかしがったら却って変態扱いされるのではないかと
思い躊躇なく
「お尻の穴閉めました。歩きます。」
平気を装ってそれを口にしたが一部マニアから美恵子からそんな言葉が聞こえるとは思わなかった。
録画した。宝物だ。」
それが一部の悪乗り芸人にも伝わって続けて番組内でその言葉を意識させられたのだ。
単なる排泄器官なのに美恵子恥ずかしく感じた。
真面目な日舞の師匠がお尻落として、お尻の穴に体全体が集中するみたいに意識して立つんどす。
そう番組内で教授されたのだがそれを卑猥な妄想をしながら見ているタレントがいた。
自分の排泄器官を想像されているようで恥ずかしかった。べつに被害を受けた訳では無かったがバラエティー番組から美恵子は
姿を消した。しかい切磋琢磨し真理恵の後任としてキャスターとして採用された。
歴史学者からはsm小説を読むように半ば強制され読み始めたが美恵子は驚愕した。
こんな世界があったのか?ヤラシイだけではない。この作家は文章力やヒロインの体の美しさや心がいかにして
悪漢の手に堕ちて行く展開力、美恵子は一気に読み終えた。単なるポルノ作家ではない。
この作家の他の小説も読みあさり痛いとか熱いとかがsmと思っていたが美恵子は自分なりにその奥の深さに感銘した。
恐らく日本独特と言うかひょっとしたらこの作家だけの世界のsmだろう。縄と蝋燭はけっして女体を痛めるものではない。
あくまでも恥ずかしい陰部や肛門を隠すことが出来ないようにするための道具にすぎない。
責めの殆どは性器や肛門責め。我慢させた挙句の公開で排尿。浣腸による強制排便。
羞恥責めのオンパレード。最後はヒロインは敵方の手管に堕ち女の喜びで逝かされる。
口惜しいだろうが敵もヒロインも性的に満足するというストーリーではないか?勝者も敗者もない。
いや、あの手この手を使ってサービスする凌辱者よりも恥ずかしい姿勢で縛られて入るが何もせず男達に逝かされて
喜ぶ女のほうが勝者ではないか。いつか美恵子はそんな考えを奥底ではあるが持ち始めた。
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