朝の痴漢劇の後のお昼前の時間…現在11:30過ぎであるが、自分のデスクで美鈴は気が気で無かった。
始業直後に理香から届いた命令のタイムリミットまで後少し…。
それは『昼の12時までに自席で5分間上着を脱げ』というLINEなのであった。
今まで上着のジャケットを着て、更に前をしっかり閉じる事によって何とか薄手のブラウスの存在を隠していたのだが、上着を脱いでしまえば透けブラウスからのノーブラなのは一目瞭然なのだ。
何度も理香に許しを請う美鈴だったがまるでムダであった。
大半の部下達が外回りに出掛けている今、ほんの数人が事務所に残っている今のこのチャンスしかない…。
事務所に残る部下は理香を含め皆、PCに向かって業務に没頭している。
(…今…しかない…今なら理香以外気付かれないはずだわ…)
何度もそう思っては躊躇する。
(こんな職場で…このブラウスのみの姿を部下に見られてしまったら…絶対変な誤解をされてしまうわ…)
(今しかない…!みんなそのままにしてて…私に気付かないで…)
決断した美鈴は目立たぬようにさりげ気無くジャケットに手を掛ける。
(…お願い…!みんなそのままPCに集中してて…お願いだから…)
祈るようにジャケットを脱いだ美鈴のノースリーブのブラウス姿は、とてもビジネスの場には似つかわしいとは言い難い。
更にジャケットを脱ぐだけではなく、理香からの指示は『5分間、両手を頭の後で組み続ける事』なのであった。
他の席を見渡せる課長の席に座る美鈴は、ノースリーブの両腕を上げて、おずおずと頭の後ろで組んでPCを見ている振りを始めた。
(うぅっ…隠せない…!この瞬間にも…誰かがチラッとでも私を見たら…ノーブラも…透けてる乳首も見られてしまう…!)
チラッと目を下ろすとノーブラの乳首が透けて見える。
両手をー頭の後ろで組んでいる美鈴は、自分の胸を隠すどころか、まるで自分から積極的に見せつけているかのような思いに錯覚してしまう。
(あぁっ…もし…見られたら…ダメよ!見ないで…私を見ないで…でも…これじゃまるで自分から見せつけてるのも同然じゃないの…)
この緊急と興奮に、朝から痴漢達にイジりまくられた美鈴の乳首は更に固く尖りブラウスを押し上げ自己主張している。
(ああっ…見ないで…絶対見ないで…こんなに両手を広げて見せつけている私を…この透け透けの乳首を…お願い…み…見ないで…!)
見ないで…と願いつつも美鈴の肘は、意思に反してなのか本心なのか、勝手に大きく左右に広げられていき自身の透け透けのオッパイをまるで誇らしげに突き出し始める。
(あぁ…ダメよ…見ないで…今、こっちを見られたら…狂ってしまあかも…)
PCに目を向けている美鈴の視線は、まるで宙を彷徨ってい惚けているかのように定まっていない。
そして、いつの間にか時間の経過にも気付かず、10分近く経過してようやく我に返り冷静さを取り戻したのであった。
(…ヤバい…ボーっとしてた…ヘンな事を考えてたわ…危なかったわ…気付かれてはないようね…)
そんな美鈴の股間は、皆に見られていたかもしれないと想像し続けただけで、朝の電車と同じ位に濡れていた。
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