「それでお前は追い出されてその後のこと見れなかったという訳か?」
源五郎親分たち幹部や浪人、それに半次郎と甚助たちが賑やかに町の飲み屋でその時の様子を聞いていた。
「ケツの穴に指を入れられた時あの女感じてましたぜ。」
「その後どうなったんだ?」源五郎が尋ねた。本来なら無傷で捕らえるのは難しいと思われた志乃がもうすが手に入る。
そう思うと彼らは玄斎の報告を聞かずにいられなかった。
「あの後すっかり弱気になった志乃を素っ裸にして剃毛したんだ。浴衣が汚れるからと言うと志乃は素直に従いおった。」
「ほー、医者というのはうらやましいものだのう?」
「便が付着すると不衛生だから剃毛すと言ったらこれまた従った。その時あの女は濡らしていたぞ。本人は悟られまいとしたが
あの女は相当な好きものだぜ。」
「お前たち。今話している女というのはあの会津藩の秋月志乃殿のことか?剣客であるばかりか城内一の美人と噂の」
西洋の制服を男が声を掛けてきた。ちょび髭を生やした40歳前後の維新後にこの土地に就任してきた青井という名の
今の警察にあたるところのこの土地では一番の権力者でもあった。
源五郎一家も裏金を渡し女郎屋を中心に縄張りを伸ばすのに恩恵を授かっていた。
敵討ちするため近くの宿に逗留していることまで細かく説明した。
「なるほど、、確かにあの女剣客に立ち向かうのはお前たちが寄ってたかっても無理だろう。」
「いざとなりゃー敵討ちは今の時代ご法度。青井様の手を借りる時が来るかも知れませんぜ。
その時はよろしく願いますぜ。」
「わしの手にかかっても牢に入るだけだぞ。もっと面白いことを考えろ。」
「実はあの後志乃に浣腸をいたしましてね?」
「以前、浣腸の実演をしたいと頼んできたあの浣腸のことか?」
偽医者であるにも関わらず西洋医学を学んできたと自慢し浣腸の効能を町の衆に知ってほしいと青井に後悔での実演を志願したことがあった。
青井も許可はしたが患者役が女郎屋の一番不細工な女とあって集まった連中はすぐに退散したことがあった。
「浣腸して志乃はお前の目の前で糞をだしたのか?」
「勿論です。但しその時は液、浣腸液だけしか出ませんでしたがね。そこが拙者の腕の見せどころ」
「志乃の糞を自由に操られるって寸法か?」
「その通り。今では拙者の思うままよ。」
大量に志乃の腹の中に溜まった便を玄斎は一気に出させてやる気は無かった。志乃は便秘に苦しみつつも少量ながら便まで見られ
玄斎に逆らう気力は無くしていた。そして志乃が浣腸の虜になったことに確信を持った。
「玄斎。そこまで言うなら実験台になる承諾させろ。」
志乃の腹の爆発まであまり時間が無かった。
「わかり申した。志乃の状況を見てもあと二日が限界。必ず連れて参ります。青井様も源五郎親分も人集めの程お願いいたします。
神社が手頃かと存じますがいかがでございましょう?」
「まあ、あそこなら祭りもするくらいだから人だかりが出来るかも知れんが神社で糞を巻き散らすのは、ちいと罰当たりかもな」
「いいや、西洋医学の実証でござる。決して罰当たりなぞ、、それと手頃な木があれば」
玄斎は志乃の二肢を持ち上げるのに適した木が必要だと説明すると
「志乃にそんな恰好させるのか?」
青井も驚いた。
翌日つまり前日になるが志乃は玄斎を待ちくたびれていた。
「志乃殿、どうでしょう?この部屋で浣腸して便をされるのはこの宿にも迷惑ではないかと?と言って庭でするわけにも
参りませぬ。」
庭では女将と佐助も加わって志乃の便で汚れた布団を洗って干していた。
「まさか敵討ちに来て志乃様のウンチの後始末までさせられるとは思っても見ませんでしたよ。」
「佐助、殿。申し訳なく思いまする。かたじけのうございます。」
佐助には未だ排便は見られていなかった志乃だがまるで見られたかのように弱気になっていた。
玄斎はそこに付け込んだ。
「下男にまで排便を見られて恥ずかしいと思わないのか?」
その場には助手の女も女将もいた。志乃はみんなに見られたと勘違いして恐縮した。
「申し訳ございません。こんなことまで世話になって志乃は、、」
「浣腸が好きになったのでございましょう?」
佐助は偽医者の誘導尋問の力に畏敬の念を覚えるばかりだ。
「そのとおりですわ、、、志乃にお浣腸して下さるなら、、どんな命令にも従います。」
遂に言わせた。玄斎は勝ちを確信した。そして一足早く退散した。
翌日、神社は人だかりが出来ていた。
来る00にち00時、、立札にも書かれ源五郎一家のものも触れ回った。患者が志乃と知って信じない者が殆どだが
大勢の人が集まった。
特に松の木から日本の縄を垂らせその下には筵が敷かれた前は特等席なのか青井の他に制服を着た者に混じって
あくどそうな顔つきの連中が騒いでいた。
「源五郎、また前みたいな女郎だったら承知しないぞ。」
その場所は特別料金を払った連中が半信半疑で騒いでいた。
「玄斎、大丈夫だろうな?本当に来るのか?」
「大丈夫。必ず来ます。そして志乃はこの場で糞を大量にぶちまけるでしょう。」
そう言ったものの内心はひやひやしていた。佐助にも言い包めるよう知恵を授けていた。
「わかりました。玄斎殿の所に参ります。」
承諾書に志乃の捺印がされているのを見て志乃は抵抗した。佐助が勝手に押したのだろう。
これが策略だったと初めて知った志乃は覚悟を決めて裸になった。
佐助が志乃の裸をこんなに間近で見るのは初めてだった。
「奥様、少し伸びかけてきましたね。綺麗に剃って上げますよ。」
「お願い、佐助。玄斎先生に失礼のないようお尻の毛まで剃って下さい。」
玄斎の言うことは正しかった。佐助もそれを確信したのか
「お集まりのお役人の皆様方の目にいきなり女の割れ目を見せるのは失礼でしょう。隠してあげますよ。」
「お役人?」
「承諾書に書かれていたでしょう。読んでなかったのですか。ご法度の敵討ちの罪で志乃様は浣腸の刑に処されるのです。」
「、、、浣腸の刑。」
それは志乃が想像も付かなかった彼らの策略、、いや、殆どはあの玄斎の企みだろう。
「籠が来たぞー」
佐助に先導されて籠が姿を見せた。
「志乃だ、志乃に間違いない。本当に来たんだ。」
今の時代で言う手術着のような物に身を包んだ志乃は籠から降ろされると野次馬に戸惑った。
「本当に別嬪が来たぜ。帰った奴呼び戻してやれ。」
「玄斎殿、野次馬がおりまする。」
「何だと?志乃。徳川の世なら打ち首の上晒し首。浣腸の刑の上に晒しものに刑を軽くして下さった青井様に感謝しないか?」
源五郎が抵抗出来そうもない志乃を見て強気に出た。そこに仇の半次郎と甚作を見つけると本能が勝ったのだろう、
志乃は二人に突進した。
危ういところで逃れた二人は口々に志乃をからかった。
「これはこれは秋月の奥様、本日は奥様が浣腸されると聞いて見物に参りましたよ。」
「奥様は自害なさらずに浣腸を選んだのでございましょう。お武家の奥様でなくても普通はそうなれば死を選びますぜ。
恥知らずにお成りだ。
「女郎の私たちだって玄斎先生の悪趣味には参っていたんだよ、それが、、尻に指入れられて感じるなんて。」
「さあ、奥様、随分時間を無駄にしました。青井様らお役人がお待ちかねです。打ち合わせ通り挨拶するんです。」
諦めたように志乃は震える足取りで青井達が間近で見つめる松の木の下に敷かれた筵に正座した。
「秋月志乃24歳で御座います。敵討ちというご法度を破りこの土地に入りましたることお詫び申し上げます。
半次郎殿、甚作殿、命を狙ったことお詫び申し上げます。助け舟に出られた源五郎一家の皆様、用心棒の方々、
お詫び申し上げます。自害より浣腸の刑を選びましたることお笑い下さいまし。
只今より秋月志乃。浣腸の刑に処せられますのでご見学の皆様方も含めて特とご検視のほどよろしくお願いいたします。
「立ちませい。」
小役人に命ぜられ志乃は立ち上がった。両側から二人の役人が来て両方から着ている物を脱がせにかかった。
恥ずかしさで志乃は胸を両手で隠し座り込んだがすぐに元に戻された。
「誰だ、志乃に褌を着けさせたのは?佐助だろう。」
志乃の割れ目にはあきらかに汚いとわかる褌が食い込んでいた。
それは志乃が剃毛されていることが誰の目にもわかった。
「西洋で出産の時もこの様に剃毛いたします。毛には不浄なばい菌等が付着いたします。
それで本日も志乃の便が付着せぬよう佐吉に剃らせたのです。」
「でもここにおられるお役人さんたちに見られるので失礼にないようにって尻の穴の毛まで剃ってくれって頼まれましたよ。」
「褌を取らないのか?」
「いくら浣腸の刑と言っても相手は美しいお武家の奥様。褌くらいは許してやりましょう。」
筵の上に仰向けにされた志乃の両足に縄が結ばれ松の木の上に設置された滑車が動き志乃の両足は持ち上げられ凄まじい恰好になった。
志乃の尻に近づき玄斎は愛撫のような触診を始めると志乃は異様な声で悶え始めた。
褌が辛うじて志乃の二つの穴を隠している。
「もう我慢出来ませぬ。玄斎殿。志乃を素っ裸にして浣腸して下さいませ。」
志乃の口からそんな言葉が出るまでさほどの時間はかからなかった。
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