第三十五回
「初縛りからのSM」
大泉は珠音のセックスへののめり込みには驚きながらも焦りもあった。特にSMに関しては本格的は元よりソフトSMもあまり経験がない。
谷沢や柿崎と相談したところ知り合いに本格的に縛りから鞭や蝋燭などが出来る男性がいると聞いた。
スワッピングの会でSMパーティーがあり何度かその男性が招かれて会を盛り上げてくれたそうだ。
名前柏木と言う50代の男性である。
偶然、谷沢と柿崎は同じスワッピングパーティーに参加しており柏木を知ってはいた。
そのパーティーから連絡先を聞き谷沢のアトリエで行う事となった。
珠音の体の跡がつくとかはどうしようもないが珠音自身が縛られたいと言う気持ちが強くなっていたのだ。
その日は大泉、谷沢、柿崎、佐々木が谷沢のアトリエに来た。和室には畳の上にブルーシートが敷かれていて梁には滑車がかけてある。
珠音は和室の隣のアトリエで全裸で柏木に紹介され今から縛られようとしていた。顔が紅潮し目は潤んでいる。
「よ、よろしくお願いします、珠音です」
「柏木です、皆様お仲間で顔見知りですからリラックスしていきましょう」
「は、はい、でも凄く、凄く体が熱いんです」
「大丈夫ですよ」
まず手から縛り出した。背中に回し固定され珠音のバストが上下から挟まれ膨らみが出来、乳首が大きく張る。
「もう、こんなに」
軽く柏木の手が乳首を弾く
「うっ、うっ、はんっ」
うっとりした潤んだ目で柏木を見つめる。珠音の唇が求めている様だ
「んっ、んっ、チュッ、チュッ、あはん」
キスは柏木にとってバロメーターだ。縛り出し感じれば感じるほどキスは激しく深くなる。
亀甲縛りで股間は細い縄でクリトリスを挟む。
「さあ、いくよ」
珠音は縛られて和室に行き皆の前に晒された。
「では、只今から淫乱事務員の珠音さんの公開お仕置きを開始します、さあ、ご挨拶を」
「私、珠音は、社長の仕事から性欲まで処理するために就職しましたが、今は自分がもっと気持ち良くなりたいと性欲が止まりません。どうかお仕置きをお願いします」
「ほう、初めてなのにしっかり挨拶できるとは体験前に雑誌や小説を読んでいたな」
「は、はい、仰る通りでございます」
「真面目そうな顔して官能小説ばかりとは、正座しなさい」
正座した珠音に対し柏木は赤い大きな蝋燭2本に火をつけ珠音の目の前に持っていく
「ひっ、はあっ、あっ、」
珠音は恐怖よりも愛しい物を見る目でろを見つめる
蝋燭の様子を見ながら正座した足の裏にポトリ
「あっ、ああーっ」
珠音の体は仰け反らせたり前後させながら耐えるが横になってしまう
「我慢が出来ない娘だな」
足に蝋燭を垂らしながら柏木は足指で珠音の乳首を挟んだり足裏で転がしたり
「はうっ、あっ、あっーっ」
体を大きく揺らしながら柏木の蝋燭と足の刺激を受け入れる。
「なんだ、乳首踏まれてコリコリか?」
今度は蝋燭が乳首目掛けは落とされた
「あつっ、つーっ、ひっ、あーっ」
赤い蝋が落ちるたび体を小刻みに震わせる。そこから股間に蝋燭は落とされた。体の前面が赤に染まる
「よーし、蝋燭だけでは物足らないだろ?ほらっ」
バラ鞭で勢いよく叩く、まずは乳首からだ。
ピシャン、ピシャン、ビシッ、
「あうっ、ひっ、きゃーっ、」
鞭の何振りで蝋燭は剥がれ落ち痛みのせいか珠音はうつ伏せになった。
「なんだ、私に尻を見せるとは」
「はっ。申し訳ございません、ご主人っはあーっ」
鞭が飛んだ
「よし、それなら尻を出せ、20代でアナルセックスが大好きらしいな、尻穴見たら使い込んだのがわかる」
赤い蝋が尻穴からたらされた。一回目から直撃だった
「ひーっ、熱いっ、ぎゃっ、だめ、熱いっ」
小さな尻穴から尻肉も赤く染まり、今度は割れ目に沿って強烈な一撃
「ヒギーいーっ、いっつっ」
珠音の体が震えた。しかし尻穴から性器は明らかに湿り光っている。再度性器は細い縄でクリトリスを挟むように縛られて今度は滑車の下にいく。
珠音は潤んだ目で柏木に体を寄り添わせ顔を近づける。それに応えるように柏木はキスをする
「んっんぐんぐ、つ、はあっ、チュッ」
見ていた大泉らがジェラシーを感じるほどの熱いキスであった。その後、珠音の体は滑車で持ち上げられてゆく下向きに顔を向け体は1メーター60ほどの高さである。錘のついたクリップを珠音の乳首につけると乳首が伸びる。足を開かせて柏木は股間の縄を食い込ませる。
「ひっ、あっ、ああーっ、 はう」
「さあ、みなさん、こきらは皆さんのやりたい事を」
黙って息を呑んで見ていたが、フッと我に帰る
続く
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