4.~無駄な抵抗~
午後からは整理した物を仕分けする作業をする。
引き取って使えそうな物、リサイクルショップに出せる物、廃棄処分する物って仕分けをして、一度目は廃棄業者へ持ち込み。
二度目はリサイクルショップへ。
三度目は持ち帰る物を義兄さんの車に積み込みして帰った。
そうそう、皆さん叔父の兄である義父や義母は?って思ってるでしょ。実は義父は蕎麦屋さんをしていて義母も店を手伝っているので、部屋を明け渡す期限までにどうしても出て来れないっていうので今回は三人で来てたんです。
私は帰りの道中から(どうしよう、雅明さんに相談しようかしら… って言うか、雅明さんは叔父さんの過去の事は知ってるのかしら?知っていても私に言って無いって事は知られたく無いって事でしょうし… 義兄さんの事も、お兄さんがそんな事をするなんて信じないだろうし、先ずは証拠を出せって言われるだろうしなぁ… )
って、色々考えたりしていて(でも、チョッと… いや、かなり感じちゃったんだけど、私ってこういうシチュエーションにハマっちゃうのかしら? けど、相手が相手だし… って、相手が誰でもダメな事はダメなの。)
って思ったりしていた。
そして問題の木曜日がやって来た。
(義兄さんはノーパンで来いって言ったけど嫌だなぁ。 でも、写真があるしなぁ… )
って思いながら、抵抗心で今回はパンツスーツを着て雅明さんと実家へ向かった。
「珍しいね、ズボンなんて。」って雅明さんが話してくる。
「良いでしょ。黒でもこういうのもあるから、たまには着ておかないとね。」 なんて言いながら実家へ到着した。
義兄の奥さんが「この前は、ありがとうね。」と迎えてくれる。
お義父さんやお義母さんも「この前はゴメンね。」と労をねぎらってくれる。
座布団やお茶の準備を手伝いながら(やっぱりノーパンって変な感じね。)って思っていた。
お参りが終わって後片付けをしてると義兄さんが手招きをする。私は仕方なしに辺りを気にしながら納屋へ入った。
「由紀ちゃん。今日はパンツスーツなんて、せめてもの抵抗のつもりかい?」
「いえ、そんなつもりじゃ… 」
「まさか、下も穿いてるんじゃ無いだろうね。」と、ファスナーを下ろしてくる。
「や、止めて下さい。」
「確認だけだよ。」 と、ベロリと指を舐め唾を付けて触ってくる。
「ちゃんと言う事を聞いて穿いて無いようだね。良い子だ。」
「言う事を聞いたんだから、あの写真を消して下さい。」
「誓約が取れたらってあの時に言っただろ。だからまだダメ。」と言いながら指を押し込んでくる。
「アァッ… 」っと声が出る。
「おや、濡れてないのにすんなり受け入れてくれるね。良いマ〇コだ。」
「そ、そんな事無いです。それより誓約って?」
「まぁ、それはそれなんだけど、この前見たやつの処分。」って言いながら指がクチュクチュと動かされる。
「アァん。」って声が漏れてしまう。
「おや、感じてるのかい?」
「そんな事ないです。それより処分って、叔父さんのアレですか?」
「あぁ。チョッと相談したいから、明日の仕事帰りに俺の事務所に来てくれないか?」(義兄さんは設計事務所をやっている。)
「相談って?」
「ま、とにかく寄ってくれよ。どうせ雅明は金曜だから飲みに行くんだろ。」
「でも… 」 と、渋っていたら
「とにかく来るんだ。」と、ゴソゴソと帯を見せてくる。(何、あの写真見せて脅し?)
って思ったら、そこには僅か十数秒ではあるけれど私が義兄のチ〇ポを咥えてジュポジュポさせている動画が映し出されていた。
「こんなのいつの間に!」
「君は来なきゃイケないんだ。解ったね。」とだけ言って、義兄は出て行ってしまった。
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