22.~由紀とお兄ちゃん~
今日は日曜だけど、雅明さんはまた接待ゴルフ。
雅明さんの事は当たり前のことなんだけれど心から愛してる。私の為に一生懸命仕事に打ち込んでくれてるのも解っている…
でも、やっぱり一緒にいられないのは寂しい。
その寂しさを『恋』っていう喜びで埋めてくれる人に甘えてしまってる自分が何て弱い女なんだろうと情けなく思ってしまう。
それでも雌豚奴隷じゃ無く『恋愛』を楽しませてくれる大切なお兄ちゃんと今日も会っている…
(考えてみるとお兄ちゃんは6つ年上で奥さんも息子さんもいるけど、よく私の為に(雌豚奴隷を調教する時間も含めて)時間を作ってくれている。)
今日は奴隷じゃ無く普通にデートが出来る日。
朝から電車に乗って少し離れた大きな街に向かってる。そこでお兄ちゃんと待ち合わせ。
ここだと地元の人もそんなに居ないし、今はマスクをするのが当たり前の時代なので顔がバレなくていい。
「お待たせ~♡」って、お兄ちゃんは何も言ってないのに自分から勝手に手を恋人繋ぎする。
普通の街ブラデートなんだけど、心がウキウキしちゃう。♡
「由紀。行きたい所ある?」
「ううん。こうして一緒に歩いてるだけで嬉しい。♡」
街を見渡せる展望デッキのある建物に行ったり、人気スポットに行ってみたり。
地下街の階段や街角で周りに人が居ない隙を見てはおねだりしてChu! Chu! ♡ して貰っちゃう。
お昼時は混むからと、少し早めの昼食を済ませ流行りもののショップを覗いたりする。
「お兄ちゃん。私、チョッと疲れちゃった。」と、腕に摑まりしな垂れかかる。
お兄ちゃんも私が何を言いたいのか解ってくれて、裏通りにあるホテルに吸い込まれる。
エレベーターのドアが閉まると同時にお互いを求めて熱くkissをした。
部屋に入ると、お姫様抱っこでベッドまで…
シャワーなんか後でイイからと、お互い汗ばんでるのに気にもせず求め合う。
「由紀。汗かいちゃったね。」って言いながら、ワザと腋を舐めてきたり蒸れた脚先を舐めたりする。
普通なら汚いって思うのかも知れないけれど、そんな汚れた所も愛してくれるのが優しく感じて堪らなく嬉しい。
「チョッとしょっぱいけど、美味しいよ。」って恥ずかしい事を言われているのに、何故だかキュン!♡ってなってしまうの。
そしてお互いの蒸れ蒸れになっている部分を確かめあっちゃう。(疲れたって言って休憩って書いてる所に入ったのに、疲れる事するんだから面白いものよね。)
一頻り愛し合って、お風呂に入る。(大きなバスタブで後ろから抱っこされてChu!Chu! しながらお話しする時間も大好き。)
またお姫様抱っこでベッドイン。
「喉が渇いたね。」と冷蔵庫から飲み物を出して飲ませてくれる。
「私ね、お兄ちゃんとず~っとギュ~♡ってしてたいの。」
そう言ってはChu!Chu!やkissをい~っぱいして貰いながら、腕に包まれて眠ってしまってた。
「紀… 由紀。」って優しく起こしてくれる声で目覚めた。
「そろそろ帰ろうか。」と言われて、もうそんな時間なのかと眠ってしまってた自分を悔いる。
実はこの時、ある夢をみていた。それが自分の本心なんだろうなと、正直に話す。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「私ね、こうやって普通に恋人みたいにデートするの と~っても嬉しいんだけど、心の奥底でこんな街中で御主人様に色々されてみたいって思ってる自分もいる。」
「そうか。やっぱり叔父さんが見抜いてたM性が目覚め始めたんだな。」って言われる。
「でも今日は由紀とお兄ちゃんの日だから、それはまた今度な。」って、優しくkissをしてくれた。
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