俺は、奴隷ソープのしがない従業員。 いつも、指名が入ったソープ嬢を客が待つ部屋まで連れて行く。
「貴子さん、休憩時間はあと3分で終わりだよ。いつもご指名の金田さんがお待ちかねだよ。」
オレが檻の鍵を開けると全裸の貴子がアンニュイな表情でゆっくりと外に出てきた。オレは貴子の細首を締め上げている真っ赤な首輪にリードの先をカチッと繋いだ。
早いもので、貴子が奴隷ソープ嬢に堕ちてもう3年が過ぎた。裏世界の連中は、やることが荒っぽい。成城の豪邸に住む資産家の若奥様だったのに、仕組まれた交通事故で夫は殺され、財産を全て巻き上げられた挙句、借金のカタとうそぶいて、四十九日に喪服姿の貴子を素っ裸にひん剥いて縛り上げ、この店に引きずり込んだ。
それ以来3年、貴子は体を隠すものは布切れ一枚与えられず、檻の外に出る時はいつも後ろ手錠をかけられ、ほぼ休みなく客を取らされてきた。
性奴隷として過酷な年月を強いられてきたのに、38歳になった今でも鼻筋の通った気品ある顔立ちは全く変わらない。色白で絹のような滑らかな肌もそのままだ。むしろ拉致された時よりもずっとセクシーな体つきになった。程よいボリュームで張りのある乳房。黒ずみの全くない乳輪。少し陥没気味の乳首は、客が少し触れただけでピンコ立ちになる。エクボがくっきり見えるムチっとしたお尻から太腿にかけての膨よかなラインと、脂が十分乗っていても締まっているウエストラインはセックスシンボルそのもので、いつ見てもゾクゾクする。さらに、永久脱毛されたその部分は深い亀裂からピンクの小陰唇が少しはみ出していて、男を咥え込むのを待ちわびているかの様だ。
いつものように、オレが何も言わなくても貴子はゆっくり両手を後ろに回した。オレは細腕に手錠をカチッとかけ、「じゃあ行こうか」と肩に手を添えて貴子を促した。貴子はオレを涙目で見つめて動かない。
「私、もうアレだけは絶対嫌なの。人間のすることじゃないわ。お願いだから許して…」貴子はオレの胸に顔を押し当て、すすり泣きをはじめた。
オレは貴子の頬に両手を優しく添えて貴子の切長の瞳を見つめながら語りかけた。
「次の客でアナル指名は10人連続だよね。清潔好きの君が、客の尻の穴に舌を入れて舐めまわしたり、自分のお尻の穴で客とつながったり、終わった後は汚れたチンポを口で清めたりで、不潔なオカマでも嫌がることを君がずっとさせられて、どれだけ辛い思いをしてるか、このオレだって痛いほど分かってるんだ。でも、しがない従業員の身にはどうすることもできない。君だってわかってるだろう。それに、君がアナル指名を嫌がれば嫌がるほど変態客は喜び指名がどんどん増えてくる。そして、残念だけど君には拒む権利は無い….。もう行かなきゃ。時間が無いんだ!」
オレはリードを優しく引きながら貴子を促し、客が待っている特別室のドアの前で連れていき、後ろ手の貴子を床に正座させた。そして額が床につくまで土下座させ、「お客様、長らくお待ち同様でございました。ご指名の貴子を連れてまいりました。どうぞ、ごゆっくりお遊び下さいませ。」と声をかけた。
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