「次は必ず浣腸してやるからな」
そんな言葉が冴子の脳裏に蘇って来る。
あの日怪しげな薬をドリンクに盛られ意識朦朧の冴子は全裸に剥かれ凌辱された。前の毛は剃られ笑いものにされ
スマホに納められもした。大御所は女に浣腸して排便させる趣味もあったがその日は高級ホテルのスイートルーム。
「綺麗な部屋を冴子のウンコで汚されてもホテルも迷惑だ。これからはいつでも冴子に浣腸出来るんだ。みんな今日は我慢しろ。」
その後彼らの呼び出しに応じなかったが心の傷は深かった。
結婚も諦めた冴子は世間に流され彼らを訴えた。
タレントは今の地位に未だ未だ未練があるのだろう。テレビでは平気で事実無根を主張するばかりか
冴子を名誉棄損で逆に訴えたのである。
どうせ葬られるならあの女も道連れだ。逆恨みされた冴子も堪ったものではない。
世間の同情を味方に冴子は勇気を振り絞り彼らに立ち向かったのだ。
裁判に提出する冴子の恥ずかしい写真。脅迫のネタに彼らが送ってきたものだ。
剃毛された後の全裸写真。これを出せば裁判に勝てる。
マンションの部屋で冴子はその写真をジッと見つめていた。次に送られてきた動画をパソコンで視聴した。
「ううう、、いく、、いきます、、」
彼らの巧妙な手管で男性経験の少ない冴子は不覚にも女の喜びを彼らに示してしまったのだ。
ひょっとしたら相手はこの動画で合意の上での性交渉だと証拠に出してくるかも知れない。
悲劇のヒロインから勝者として再び報道キャスターとして脚光を浴びるのか。
あるいは彼らの軍門に下り世間の嘲笑の的になるのか冴子は寝付かれない日々が続いた。
世論を味方に裁判は有利に進んでいった。
相変わらずテレビに出続ける若手芸人だがトーンは小さくなってきた。
大物タレントは示談を持ちかけて来た。
そんな頃冴子は恥ずかしい夢に悩まされていた。彼らに浣腸され強制的に彼らの前で排便させられる夢だ。
誰にも相談出来ず寝不足の日が続いた。
あの男達は自分の肛門から便を放出されるのをどんな顔をして見つめるのか冴子は気になった。
またその時自分の肛門がどんな形状で開き便が放出されるのか冴子は興味を持ってしまった。
冴子は我慢出来ずその様子をスマホで撮ったのだ。
その動画は自分のパソコンに送られスマホよりも大きな画面で冴子は確認した。
ベッドの上で全裸になり冴子はパソコンを操作した。
前もって剃毛も済ませた冴子が素っ裸で画面に登場した。廊下に置かれた洗面器に跨り自然排便する冴子の側面。
暫くして肛門がよく見える角度に冴子は方向を変えた。
誰も見たことも無い経験だった。想像以上に異様に膨らみ海中生物のような動きを見せる肛門だった。
あの男はこれを見る事に興味があるのだ。
示談の話を知ったのは冴子が自分の恥ずかしい動画を見ながら自慰をしている最中であった。
「弁護士抜きで二人でお話したく存じます。」
そんな返事がタレントに来たのは数日後であった。
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