ダメよ・・・ 危ない・・・
もし誰かきたら・・・
もし見つかったら・・・
怖い。
でも、私の手はドアを開ける。
冷たい空気が車内に流れ込み、熱くなった体を撫でた。
たったそれだけで、自分がいかに無防備で危険な状態なのかが思い知らされる。
人気はない。
こんな時間に、誰も来るはずがない。
そう自分に言い聞かせながら下着を脱いでいった。
ブラをボンネットに置き、パンツはドアミラーに掛ける。
もちろんどちらも『命令』だ、抗うことはできない。
見た誰かが より違和感を感じるように、アレは何だろうと確かめたくなるように飾っていく。
大丈夫、誰も来ない。
誰にも見つからない。
車もほとんど停まってない。
そう思いながら、自分と同じフロアだけで3台も車が停まっている駐車場の中で全裸になった。
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