脱げ・・・ 早く全裸になれ・・・
ほら早く・・・
全部脱ぐんだ、ほら・・・
いつもそうだった。
昔からずっと、私は私の心の中に湧く『命令』に抵抗できない。
ずっと、『命令』されるまま全てを実行してきた。
きっかけが何だったのかは思い出せない。
男子に着替えを見られるのが恥ずかしくて家から水着を着込んでいった プールの授業の日、下着を忘れてしまって それからの半日以上をノーパンで過ごした時間か、公園でブランコを漕いでいた時にベンチに座る中年男がニヤニヤと笑いながらスカートの中を覗く視線に気づいた時だったか、、、
とにかく、幼くして目覚めてしまった。
恥ずかしいと思っているのに心の中に棲みついた何かに命ぜられるまま、ダメだと思いながらも全てに従ってしまう日々が始まった。
恥ずかしいと思いながら下着の無いまま廊下を駆けた。
もし下に誰かがいたら見られてしまうかもしれないと思いながら スカートを押さえる事を禁止して階段を上った。
覗かれていると分かっているのに さらに強くブランコを漕いだ。
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