夫が1週間の出張に行った後…
久しぶりにエステに行ったの。
肌に捺されたキスマークをなぞる、
しなやかな指先…
無骨な牡の指とは異なる刺激に身を任せ
身も心も解されたの。
でも…
今回はソレが目的では無く…
施術の後は…
カシュクールのトップスと、
短めのフレアスカートとハイヒール…
セクシーな黒の下着を身につけたわ。
電車を乗り継ぎ、
ある店の最寄り駅のコインロッカーに荷物を入れて…
駅から15分位歩いたわ。
目印の看板の前で電話して…
口頭で指示された道順を歩き、とあるビルの地下のお店に着いたの。
扉を開け、小さなカウンター上にあるマイクに向かい名前を告げる。
ガチャと…
開錠された2枚目の扉を開くと、
女性の方が出迎えてくれたわ。
那々子さま、いらっしゃいませ。
無表情なまま私の手を取り…
室内へと導きながら…
ルールを話す女性の唇は
この後を予感させ…
女性の方はフリードリンクです。
コトに至る前には
こちらでシャワーをお使い下さい。
そして…
薄暗いフロアに点在する広めのソファには、数人…
談笑しつつ、私を値踏みする視線を向けた…
最後に、と…
引かれて行ったのは…
カーテンを開いた先の…
目の前に拘束椅子
少し離れた左隣は、天井から滑車が吊られていたの。
そして、奥には…
牢が二つと…
拘束具のついた硬いベッド…
何をするのか想像するだけで…
息が甘くなっちゃう。
ひととおり説明が終わり、
先程の女性とバーカウンターへ…
グラスを傾けながら話していると…
早速…
フロアにいた牡が隣に座ったわ。
女性が席を立つ時に、牡に耳打ちするの。
那々子さまの終了の言葉は…
やめなさい。 です…
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