SM・調教 官能小説

主さまの命令だから…
仕方ないの。
夫にお尻を向ける位置でベッドに座り…
おずおずとした指先が、夫のズボンのボタンを外す…
チャックを下げズボンを下ろそうとしたけど…
上手く出来なかった…
下着に指を差し入れ…
ションボリした夫を指先で摩った…
クタッとしたソレに芯が出ることは無く…
主さまが諦めるコトだけ願っていた…のに…


咥えろと言っただろう…

冷たい声が頭上で響いた。
夫のズボンは主さまにより、
膝まで下げられて…


主さまの視線から逃れるように…
柔らかな肉を喰んだの。
ゆっくりとした動きで唾液を絡ませ…
お口の中で、亀頭に舌を這わせる…
食い入る様な視線を横顔に受け、
惨めな扱いに涙が滲んだわ。


尻を上げて舐めろ
いつもの様に…


主さまの命令に背けないまま…
ベッドに上がった…

いつの間にかズボンを脱がされ、
足を広げられた夫…
足の間に入り…
ダラリとした夫をお口に含んだ。
背後からお尻を掲げろと…
命じられる。

また…
犯して…
酷くしてっ
もっと酷く、してっ
私を離さないと言って…ねぇ
そんな想いで…

夫を咥えていた唇は窄まり…
主さまに頭を押さえつけられながら、
夫を奮い勃たせようとむしゃぶりついた…

主さまが…
ドレスを腰まで捲り上げる。
糸を引くほど垂れた蜜で
髀肉を弄られ
保っていた理性は崩壊しそうなのに…
泥酔した夫は…
硬くならず…

飲ませ過ぎたのもだが…
眠剤も良く効いたな。
朝まで起きないな、これだと…


幾ら泥酔してたとしても…
響くヨガリ声にすら起きないのは
変だと思っていたの…
だけど…
つまらなそうに呟く主さま…
その足元で夫にしゃぶりつく私…
狂いそうな快楽が欲しかった…




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