<6話> 双方の奴隷ルール公開
「じゃあ今日から射精禁止ね。玄関で全裸になって寸止め5回して。我慢汁垂れたら舐めてキレイにして」
「わ…わかりました。ミキ様…」
「あと会社のトイレでおしっこするときは乳首を自分で弄って」
「他の人に見られてしまう…」
「知らないし。だったら個室入るか、誰もいないタイミング見計ってよ」
「はい…すいません…」
「あと、琴葉との取り決めであんたに課したルールは基本的に秘密。1個だけは共有するってことになってるから。私は「毎日寸止め5回」とだけ言うんで、それ以外は個人LINEでも絶対に言わないでね」
「わかってます…。これから一週間は琴葉様とは連絡も取りません。」
できるだけ頭の中を支配するために、できるだけ欲情させる。
これはSの基本だと思う。
私は27歳のサラリーマンを一週間で私に夢中にさせるために、あらゆる計画を練った。
このM男とのやり取りを共有するたびに琴葉は「お!いいねw」と楽しんでいる様子だった。
-------------
M男の管理から6日目。
すっかり発情したM男は私に「射精許可」を求める。
私は「許すわけない」と一言返信をして琴葉との会話を楽しむ。
「明日でこいつも交代かー。結構私にメロメロだよ?笑」
「だよねぇw。ま、あたしも頑張ってみるよw」
「ねえ。気分をリセットさせるために一回射精させるでいいんだよね?」
「うん。じゃないと公平じゃないし、交代した瞬間に発情してるのはあたしに有利すぎるからねw」
「余裕だね?なにか作戦でも…?笑」
「いやいやwあたしはあたしでいつも通り楽しむだけ」
「なんか自信満々でむかつくー!笑」
「そんなことよりさ、あれどうする?」
「あれ?」
「うん。先に奴隷にされた方がやらされる奴隷ルールの1部を決めておくってやつ」
「あー笑!しようよ。3つくらいだっけ?」
「そうだね。3つずつ。もちろんそんなもんじゃ済まさないけどw」
「言ったな!笑。知らないよ?どうなっても」
「幸いあたしたちは二人共一人暮らしですからねぇw。い・ろ・い・ろ。できるよねw」
「だよねー笑」
「じゃあ、今から15分で考えて。同時にLINEに貼りつけない?」
「いいよ!わかったー」
今思えば、この時なら私はまだ引き返すことができたのかもしれない。
だけれども、私はこの時はわからなかったのだ。
後に自分がやらされることの真の辛さを。
----------
「できたー?」
「できた!」
「じゃあ、貼ろう!」
【ミキ】
・毎日5回の寸止めを行う。ミキの許可なく絶頂禁止
・パイパンにして、勝負を挑んだことを謝罪
・外出時はブーツを履いて、玄関で脱いだらすぐに嗅ぎながら上記の内の1回は下着姿で寸止めを行う
【琴葉】
・毎日寸止め4回。起きたら3回。寝る前1回(許可のない絶頂不可)
・下品な言葉遣いや行動を心掛ける(都度指導される)
・Xやインスタなどで、自分が如何に女として終わってる生活をしているか不特定多数に公開して、恥を晒す
※元投稿はこちら >>