<1話>
2024年も年の瀬に迫るある日。
私は親友(と、言っても声しか聴いたことはない)の琴葉と二人の奴隷を飼っていた。一人は大学生の男の子。もう一人は30代の小学生の子がいる主婦。
二人共別々のSNSのグループを組んで、気が向いた時にいじめ、男の子はオナニー禁止。主婦は毎日旦那が寝たらトイレで寸止めをさせた。
どちらもそれなりの反応で、どちらもそれなりに可愛い。
だけど、私たちは物足りなさを感じていた。
まずはリアタイで会話ができる時間が合わないこと。
そして二人共、家族と同居で命令に制限が加わることだ。
「ねえ。もっと惨めにしたくない?」
「うん。家に帰ったら玄関で脱がせて寸止めとか笑」
「あー!それならその日履いてた靴を嗅ぎながらとかどう?w」
「ひどい笑。でも女なら超惨めだよね笑」
鬼畜と言われた私たちも、本当の意味で非常識ではない。
家族や仕事、日常生活などをある程度守ってやる必要もある。
こうなればやはり一人暮らしや独身のマゾを求めるべきだろう。
私はそう考えていた。
だが、琴葉が意外なことを口にした。
それが、、全ての始まりだった。。
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