<11話> 乳首の刺激
『どーおー?一週間前まで奴隷だった男が見てる目の前でブラの匂いを報告するのは?』
『う…その…』
『ねえ?どんな気持ちかな?w』
『……恥ずかしい、、、にゃん』
『はーい!はじめ♡。ちゃんとBカップの胸を突き出してやってねww』
『うううっ!』
両手の人差し指の爪で自分の乳首をカリカリと10回はじく。
どうしたって身体がビクビクと反応する。
私は無駄にネイルのために伸ばした爪を憎んだ。
『…終わりました、にゃん』
『どお?感じちゃった?』
『う……いえ……』
『へーw』
感じたと言えば感じた。
だけれども、そんなことまで認められない。
私は必死に話題をずらそうと琴葉に語りかける。
だが、琴葉はどこまでも残酷だった。
『感じてないならそれでいいけど、万が一あとでおまんこの写真送らせて濡れてたらやばいよ。奴隷なのに早速嘘付くなんて。』
『は、はい…』
『ちなみに、剃った恥丘に今日の日付をマジックで書いて送ってねw』
『……うぐ、、、剃らせるんですか…』
『うん。だって「脱毛行くのと剃毛を強制されるのは意味が違う」んでしょ?身をもって、どう違うのか教えて♡』
※7話参照
『は、はい…』
さりげなく恥ずかしすぎる写真を送らせることを宣言し、その写真がネットの拾い物なんかで誤魔化せないようにする釘まで刺してくる琴葉。
私がそんな姿を送ることへの恐怖と羞恥におののいていても、琴葉は淡々と会話を進行する。
『じゃあ、ようやく解説するね?M男?いるよね?w』
『は、はい…います…』
猫耳で乳首を自分で刺激して、正座のまま琴葉の解説を注視する。
私は一刻も早く敗北した理由を知りたいと思った。
早くも正座した足が痺れ始めていた。
私の完全なる敗北が始まる。
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