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モールに到着すると、涼子は車を最上階の野外駐車場まで進めた。
途中の階には半分以上駐車されていたが、夏の炎天下に晒される最上階にはほとんど車が無かった。
ガラ空きの広いエリアをゆっくり進む車は、店舗入り口から離れた一番端に停まる…。
「由香里…今から露出調教よ。ちゃんと言うこと聞けたら…新しい扉が開くかもね…ふふ…」
「ろ、露出…ですか……はぃ…由香里は涼子様のマゾペットですから……あん………ふむうぅぅ…………」
エアコンを効かせたまま涼子は助手席由香里の唇を奪う…。
(ああん……露出調教って…こないだ麻衣様と言ってたぁ………はぁん…ど、どんなことを……………)
幸い今はサド気の強い女医はいない…、由香里は涼子だけなら調教内容もソフトなものだろうと気を許して涼子の唾液を絡め取った…。
「んふふ…いい娘ね、じゃあ…服を脱ぎなさい?」
「はああぁ………はぁいぃ………こ、ここで……………」
周囲に駐車している車もないため素直に命令に従い、セミロングスカートとブラウスを脱いで涼子に渡した。
「ブラもよ?」
「あぁん…はぃ涼子様ぁ……」
肩から抜くブラに真っ白い柔肌の巨乳が溢れ出た。
助手席で…由香里は涼子の使用済みパンティ1枚という姿に動揺し、そして露出の興奮が昂る…。
「あふうぅ……涼子様恥ずかしいぃ……」
「何言ってるの、これからよ?んふふ…、そっち側のドアから外に出て…あそこの空調機裏にパンティを置いて来て。これは命令よ」
「ああんっ……………あ、あそこに…裸で外に……?」
助手席から10メートルほど先の角地に、大型の店舗空調設備が数台並んでいた。
素早く周囲に目を走らせるが、確かにここからなら人の視線には入らなさそう…。
「人はいないし、監視カメラも無いから大丈夫よ。外を歩くときは両手を後ろに…隠したり走ったりしてはダメ、露出調教の基本ね、出来ないならペット契約解除よ?」
「あぅ…涼子様、や、やります……………」
カチャ……………ドン…………ガチャっ…。
意を決した由香里は助手席ドアを開けて外に出ると、屈んでドアを閉め…、涼子の内側からドアロックする音がやけに大きく聞こえた。
真夏の午後1時…激しく照りつける太陽光は裸体をくっきり浮き彫りにし、むせ返る熱気に包まれる…。
(あああっ………いやっ!は、裸で外にぃ…………)
パンティ1枚のマゾ女は車越しに店舗入り口を見据えたが人の気配はない…。
(…い、行くのよ……り、涼子様の命令…なんだからぁ………あああぁ…………………)
腰上後手に両手を組み、ヒールサンダルがヨロヨロ震えながら先の空調機にゆっくり歩き出す…。
(ああんいやぁ……見られちゃう…見られちゃうぅ…)
恥ずかしさのあまり走り出したかったが、涼子の命令には背けない…、ゆっくり、ゆっくり歩を進め、3台並ぶ背丈ほどの空調機隙間に滑り込む…。
機械はフル稼働しているのだろう、大きな作動音と共にフィルタから熱風を吐き出している…。
由香里は隙間からダクトパイプを数本跨ぎながら急いで壁際になる裏手に裸体を隠すと、最後の1枚になるパンティを脱いだ。
(ああぁ…ああぁぁ…………パンティまで…ぬ、脱いだわぁ………ああん外でホントに…全裸なんてぇ………)
震える足首から抜き取ったパンティは、背面ダクトのバルブに引っ掛け……………、いまここでオナニを許可されたのなら一瞬で昇天出来るような熱情に頭がクラクラした。
命令通り…、パンティを置いたのなら、当然帰りは一糸纏わぬ全裸…、それを思うだけでパイパンワレメからヌラヌラ蜜が溢れるのが自分でも分かる…。
(お、置いたわ………は、早く帰らなきゃ…誰かに見られたらお終いよぉ……………)
気ばかり焦る由香里はまたダクトパイプを跨ぎつつ、隙間から少し顔を出してもと来た方を見た。
(ひいぃっ!?……う、ウソよ……ど、どうして……?)
心臓が止まり、炎天下にも関わらず背筋が凍った……、涼子の車が……無いのだ……………………。
いや、正確にはより店舗入り口に近い方に移動していたのだ……その距離は約30メートル…。
(あぁあああいやっ、あぁいやあぁ………………)
全裸で野外放置された現実がマゾ裸体を襲った。
恐怖と混乱に芯から震え、しかし同時に悍ましい甘い電流が駆け巡り、内ももにまで淫液が伝い…。
(い、いや…ああんいやぁ……………い、イキそうぅ……)
隙間から周囲を警戒しつつ、由香里はイキそうになっていた。
激しい動揺が少し収まると、どうにかしなければならない状況に由香里は再度隙間から顔を出して車の様子を伺った……、すると……車内から涼子が手招きしている……。
(ひぃ…………あ、あそこまで……来いってぇ…………)
猛烈な暑さにいつまでもこのままと言うわけにもいかず、注意深く周囲を観察した。
店舗入り口は涼子の車の更に向こう20メートルくらい…、入り口付近に車は3台駐車しているが…、万一入り口から人が出て来ても、涼子の車を遮蔽すれば何とかなりそうだった。
この最上階に上がってきたスロープはここからもっとも離れた対角線上にあるし…。
(い、行くのよ由香里…………、変態マゾ犬なんだからぁ…ぜ、全裸でお散歩を……あぁ…ああぁ…あああぁ…)
素足に履くヒールサンダルが炎天下の駐車フロアに躍り出た。
もう……脳内が暑さと淫靡な羞恥露出責めにクラクラ犯されて……。
(あああぁ…すごいぃ…………こんなお昼間に…全裸で歩いてるぅ……っ!ああんいやぁ…いやぁ……はあぁん…)
また後手に組み、まっすぐ涼子の車を目指してゆっくり歩を進め……、内側から湧き上がる露出の快感にパイパンワレメがクチュクチュして…自然と内股にワレメを擦りながら尻を淫らに振り歩く……。
(…あと少し…あと少しよ……ああんお願いぃ…誰も来ないでぇっ………!)
エンジンをかけたままの涼子の車まであと数メートル…。
その時…。
(ひいいいぃ………………………!?)
由香里の目に…、店舗入り口から男女2人が不意に出てきたのが見えた。
間一髪…、由香里は素早く身を屈めながら助手席側に走った。
(イヤあぁっ…!…涼子様…、涼子様っ!?あぁっ…)
ドアを素早く引くがロックが掛かったまま…。
その車の向こうには、車に乗り込む若い男がチラチラ見え、早くエアコンつけてと文句口調の彼女の話声までしっかり聞き取れる…。
(ああんイヤあぁっ…イヤあぁっ……はんっ!はぁんっ…あふぃっいいぃっんっ……………!!!)
両手で開かないドアハンドルを持ち、しゃがんで車体に隠れるマゾ犬のМ字開脚になったパイパンワレメから、短く鋭い淫水が断続的に噴き出した………………続
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