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その翌日…。
美沙はことの一部始終を同僚の涼子に話し、涼子は理事長秘書兼教師として、あるいは理事長の性奴隷集団〈桃百合〉を統括する立場として理事長である安曇に報告した。
「…今回の件は桃百合の存在が暴露されかねない重大インシデントとして認識されました。瑞穂さん…理事長がお呼びです」
散々最下層性奴として辱めを受けていた涼子も、表向きの立場としては用務員件警備員を雇用する側にある…。
安曇の勅命を受けた涼子は、表情一つ変えずに瑞穂を理事長室に呼び出した。
「…瑞穂…、責めるのは結構なことだが…結果的に他の生徒にバレるようでは本末転倒…調教管理がなっていないということだ。幸い…美沙の個人的な性癖ということでカタはついたようだが…」
重厚な理事長椅子に座る安曇の前で瑞穂は俯いていた。
査問委員会…、証人としてその脇にはきちっとしたスーツ姿の涼子と美沙が控える…。
経緯がどうあれ、他の生徒に桃百合の淫事がバレた事実は、命令した瑞穂がその責を問われる形となった。
瑞穂はヘマをした美沙をキッと睨むような仕草をしたものの、それ以上の反論はしなかった。
真性レズである瑞穂が唯一身体を許す男…、そして自分の雇用主である理事長には刃向かえないのだ…。
両教師から事情を聞いた上で、責を負う瑞穂の折檻が決まる…。
「異論ないな?…瑞穂を裸にしろ、今夜は散歩に行くとしよう」
理事長の命令に、瑞穂は涼子らから身包み剥がされ、屈辱の大型犬用首輪に鎖のリードが装置されてしまう…。
そしてまだ夜も浅い午後7時、瑞穂は薄手のコート一枚を羽織らされた状態で安曇の車に乗せられ、涼子と美沙も後部座席に乗り込んだ。
折檻の内容は知らされないまま、車は静かに女学院を出ていった…。
しばらく郊外に向けて走っていた車はやがて大きな森林公園の駐車場に入った。
(ぁ…ここ…、あぁ…瑞穂さんの折檻って、アレをヤラされる…?)
美沙には場所に覚えがあった。
広大な敷地内の一番奥にある駐車場…、その先にはポツンと公衆便所があるのだが…、ネット上ではある程度有名なハッテン場…。
以前2回ほど、美沙はここの多目的トイレで不特定多数の男達を相手にレイプ紛いのハッテン行為を安曇から強要された…。
ちんぽ狂いのマゾ教師は結果的に自分から腰を振ってイキ狂ってしまったのだが、まさか男嫌いの瑞穂に同じコトを…?
「お前達は車内で待ってろ。ここから外を見張って奥に歩いていくヤツらを報告しろ。まぁ…ただ見張るのも退屈か…ふふ…」
車外から後部座席のドアを開けた安曇は指示しがてらに涼子と美沙のタイトミニとパンティを脱がせて没収するとトランクに放り込んだ。
「…ああんっ…安曇様…分かりました、見張って報告しますぅ…」
事情が分かっていた美沙が返答しつつ、哀れむような目で助手席に座る瑞穂を見る…。
まだ夜が早いためか、この最奥部にある駐車場には自分達以外の車、人気はなくひっそりと闇に包まれていた。
ジャララ…ジャラ…
「出ろ瑞穂…散歩の時間だ」
助手席から鎖リードを引かれた瑞穂が車外に出され…、コートを剥ぎ取られる…。
(ああっ…瑞穂さん…露出散歩ぉ…)
後部座席から下半身剥き出しにされた2人が心配そうに見る先で…、闇の中でも瑞穂の白くむっちりした裸体が浮かび上がる…、しかも裸足のまま…本当に一糸まとわぬ裸に太い首輪だけだった。
安曇は剥ぎ取ったコートを肩に掛けたが、先ほどトランクから取り出した黒いボストンバッグも肩に掛けていた。
バッグの中身は数々の淫具が入っていることを教師らは知っていた。
「…ああぁ…瑞穂さん大丈夫かしら…」
「大丈夫って…ただの露出散歩でしょ?」
怪訝な顔の涼子に美沙は自身の体験を話した。
もちろん涼子は美沙がそんな辱めをさせられていたのは知っていたが、現場がここだとは…。
「…そんな…もし安曇様の折檻が…たくさんのちんぽ…だとしたら瑞穂さん…耐えられる…?」
「見ず知らずの男達のちんぽに囲まれて…臭いちんぽ咥えて…はぁ…はぁん…涼子先生ぇ…」
思い出しただけであの日の凌辱が…、美沙は剥き出しの生脚を涼子に絡めてキスをねだりつつ、車から遠ざかる哀れな調教師の背中を見送った……………………続
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