それは新学期も始まろうとするまだ暑い夏休みであった。
「教頭先生。」
一部の部活の生徒と数人の教師だけの校内で教頭室に入る前に声を掛けられた。
振り向くと作業着姿の40歳位の男がいつの間にか立っていた。
「石川先生、憶えておられますか?山田ですよ。卒業生の。」
暫く考えて智子は思い出した。
勉強も出来たのだが性格に欠点があって友人も少なくクラスメイトからも気味悪く思われていた。
そして智子の長い教師生活で唯一、告白してきた生徒でもあった。
ちょうど智子が離婚した頃だった。
教え子を傷つけないよう智子はやんわり諭したがそれならせめて今履いているパンティが欲しいと言い出したのだ。
それ以外にも卒業するまで何度も困らせたものだ。SなのかⅯなのか分からないが以上性格者には間違いなかった。
「あなた、、今ここで何をしているの?」
「こんな性格だから就職も出来ず軽犯罪を繰り返してきました。下着の窃盗とかですがこのままではもっと大罪を犯すと思っていたら牧野先生に
声をかけられたんです。突然のことで驚きましたけどね。」
牧野は智子の別れた夫だ。
「この学校の用務員に推薦してもらったんですよ。最もまだ見習いですがね。給料も出ませんよ。暑いですね、立ち話は。」
そう言って山田は教頭室のドアの鍵を開けた。
「あなた鍵持ってるの?教頭室の。」
「学校で性犯罪を犯さないように教頭で辛抱するよう言われましたよ。辛抱だなんて僕は今でも先生のことを愛しています。」
冷房のスイッチを入れながら山田は続けた。
「教頭が僕のことを嫌っていたと言うか、気味悪く思っていたのを憶えています。でも嬉しいですよ、先生が変態で。」
「どこまで知ってるの?あの時現場にいたの?」
「牧野から聞いたんです。この学校の先生の中にもあの場いた人がいます。智子先生の全てを知った人がね。」
作業道具の中から犬の首輪と取り出された。それと妙なバンドのようなものも。
「今朝はウンチされましたか?」
「したわ。」
「明日からは私が排便のお世話をします。それとこれは肛門開放ベルトです。ご存じでしょ。朝便を絞り切ったらこれを付けて肛門を露出して頂きます。
教頭の肛門なら占める力がないからしっかり便を絞っておかないと授業中や会議の席だ漏らすかもしれないそうですから。」
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