芙美子の回想 (6. 恥辱の検査)
私は仰向けにされて下半身を大きくひっくり返され、膝と二の腕を左右別々に縄で束ねられて固定されました。この厳しい拘束によって私の足は大きく広げられ、羞恥の部分を極限まで露出させられた姿にされてしまいました。
縛り終えた鬼正が私の体から離れると、若いヤクザたちが歓声をあげながら私の近くに移動してきました。私の恥ずかしい個所の前には野卑な男たちが集まり、下劣な笑みを浮かべて私の陰部を覗き込んでいます。
「ここまで丸出しにされたら俺たちだって目のやり場に困るじゃねーか。」 「サネもオメコの中まではっきり丸見えじゃん」「ケツの穴のシワまで一本一本よう見えるわ」
私は、ヤクザたちの嘲笑から逃れるために耳を塞ぐことすらできず、羞恥に打ち震え涙していました。
しばらくすると、周りにいたヤクザたちが急に水を打ったように静かになり、潮が引くように私から離れて行きました。すると一流企業の執行役員かと見紛うような、シルクのボタンダウンシャツの上に仕立てのいいスーツを着こなした50歳前後の男が部屋に入ってきました。この男は、営業担当の金田正男という男で、後になって分かったことですが、この屋敷にとらわれている女性の拉致計画を主導した卑劣極まりない男でした。
鬼正は私のもっとも恥ずかしい個所の前に来て、どっかとあぐらをかいて座りました。極限まで広げられたその部分は全く無防備で、鬼正の吐く息さえ感じてしまいます。
鬼正は、シェフが食材を触って吟味するかのように、私の局部をいじりながら、傍らの金田正男に解説をはじめました。
「これはええ。とびきり上付きのオメコですわ。永久脱毛したら、股閉めても割れ目丸出しですわ。でもなあ、サネは皮かぶったままやし、ベロベロも小さ過ぎるわ。このままやったら、逆さ富士のボテッとした土手に深くて長い縦筋一本見えるだけや。ロリコンの変態は喜ぶやろけど、一般客には受けまへん。でも心配いりまへんでえ。1週間で形変えて見せますわ。サネがちょろっと顔を出して、土手の両側からベロがいやらしゅうはみ出した、ドスケベなオメコに仕上げますわ。」
私は、もはやこれ以上の恥辱に耐えられず、舌を噛んで自ら命を絶つしかないと思いはじめていました。しかし、その時、鬼正の舌先が私の小さな恥ずかしい突起に触れたのです。舌の先でゆっくり円を描くようにその先端部を舐め回したかと思ったら、唾液で濡らした唇で表皮を挟み込み、先端を舌で軽く突きながら、くるりと剥き降したのです。
その後は、まるで私の中の悪魔が鬼正の舌と唇を操作しているかのように、ポイントを正確にとらえて巧みに刺激します。私は不覚にも頂点に達してしまい、縛られた体を自ら小さく律動させてしまいました。
「おー、いきよったがな。」 周りの男たちから大きな歓声が上がりました。無理に強いられとはいえ、大勢の前でこのような醜態を演じてしまった自分があまりにも惨めで恥ずかしく、すすり泣くしか術はありませんでした。
「芙美子、思ったよりオサネ敏感やのう。後で皮切り取ったるわ。そしたらエアコンの風当たっただけでもスースー感じるようになるでえ。」鬼正は楽しそうに話します。私は、「切り取る」という言葉に瞬間的に反応してしまい「いやです!」と大声を発してしまいました。すると鬼正は「芙美子、オサネの皮の裏にくさいカス溜まりやすいん知ってるやろ。お前はいつも縛られて自分でオメコの掃除もできへん身になったんや。皮切ってもらえるのを感謝せなあかん。」と諭すように話します。屈辱は限界を超え、私はこの時、舌を噛み切る決断をしました。しかしちょうどその時、私の秘所の奥まで鬼正の指が入ってきました。
「ぬくいオメコやのう。これは客喜ぶわ。冷やこいオメコだけはワシの腕でも治しようないもんなあ。」と笑いながら、指をそれぞれ別々の生き物のように動かします。絶妙な動きに、一度登らされせた私の体は耐えられず、全身を大きく何回も律動させて頂点に上り詰めてしまいました。周囲のヤクザたちは大きな拍手と歓声で私を囃し立てます。
私は、その後も余韻で体がピクピクするのを抑えることができませんでした。しかし、秘所から溢れ出た体液が、お尻から背中まで垂れてしまったのを気付いた瞬間、私は恥辱と屈辱で震え上がりました。「オメコどころか、尻から背中までベタベタやないか。」「よっぽど溜まってたんやなあ。」男たちが悪魔の冷やかしを続けます。
私が舌を噛むタイミングを見計らっていると、今度は、鬼正が私の排泄器官に指をねじ込んできました。「ケツの穴は真っさらやのう。痔もないし、よう締まるわ。」 普通の女性が決して人に触れられることのない羞恥の器官に突然、指を挿入され、私は例えようもない嫌悪感と違和感で悲鳴を上げました。「ここに来る客は女のケツの穴掘るの好きやからのう。お前も、ケツの穴にマラ突っ込んで欲しくて仕方ない体に、じきにしたるからな。」 と言って、奥まで挿入した指をゆっくりと抜きはじめました。その時、私は便を漏らすような気持ちの悪い錯覚に襲われ、不覚にも鬼正の指を体で追いかけてしまったのです。
この動きを見て、見物人たちは爆笑の渦に包まれました。
「この女、しゃくりよったで。」「ケツで先生の指追っかけたわ。」 「ケツの穴でもっとくわえてたかったんやな。」 「最低の女やなあ。」
もう全ておしまいです。私は、亡くなった最愛の夫と両親のいる世界に行きたいと強く念じながら、今まさに舌を出して思い切り噛みきろうとしたその時でした。誰かが私の股間をタオルで拭きはじめたのです。 「芙美子様、こんなひどいことをされてお気の毒に…」
私は梅代さんに醜態の一部始終を見られていたのを知り、恥辱で発狂しそうになりました。私を敬愛してくれている(と思っていた)同性の梅代さんにこんな姿を見られ、しかも体液の後始末までされ、私は屈辱に、身を震わせて慟哭しました。
ただ唯一の救いは、梅代さんがまだ自由の身でいるということでした。梅代さんが逃亡して通報してくれれば救われるという一縷の望みが出てきました。しかし、この期待が裏切られるまで、あまり時間はかかりませんでした。
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