芙美子の回想 (8. 恥辱の行進)
鬼正は、私の両手を後ろにねじ曲げてキリキリと厳しく縛りあげました。
梅代は鬼正から縄尻を受け取った後、私の背中越しに話しかけてきました。「私は、芙美子様がオートクチュールの素敵なスーツをお召しになった後ろ姿を、いつも羨望の眼差しで見ていましたわ。でも素っ裸で縛られた芙美子様の後ろ姿も素晴らしいわ。ムチムチしたお尻は、女の私が見ても惚れ惚れいたしますもの。でもこれからお尻の穴まで使って殿方のお相手をされるんでしょう。芙美子様も大変ですわね。そうだ、お漏らしなっても困まりますから、そろそろ行きましょうか。」梅代は私のお尻をパチンと平手打ちして「お歩き!」と命令号令しました。私は、さっきまで家政婦だった梅代に家畜のように扱われ、あまりにも惨めで、涙の痕を廊下に残しながら歩きました。
トイレの前まで来ると、梅代は私の前に進んできて「トイレすら一人で行けないのね。世話がやけますこと。」と言いながらドアを開けようとしました。その時、後ろから若いヤクザが駆け寄ってきました。「姐さん、淫売はトイレ使用禁止ですわ。ワシがこいつらを小便させる場所にご案内します。」と言って、私の前を肩をいからせながら歩き始めました。「政さん、有難う。」 梅代はそう言ってから、私に「芙美子様、後に続くのよ。」と言って私のお尻をピシャリと平手打ちしました。私は激しい尿意に耐えながら、梅代に縄尻を取られて政という男の後を歩かされました。
「この先の会議室で、うちの会長と森田組の組長が打ち合わせしているんですわ。粗相があったらまずいんで、ちょっと回り道しますわ。」 政はそう言ってから書院造りの和室に入り、床の間の掛け軸をずらして小さな回転扉を押し開けました。
「この先は会長の居宅につながってるんですわ。」「忍者屋敷みたいね。面白そう。」梅代は私の後ろで嬉しそうな声を出してはしゃいでいます。しかし私の尿意は次第に強くなり、限界が刻々と迫っていました。私は梅代にお尻を押されながら、小さな回転扉をくぐり抜けました。
扉の向こうは洋館風の屋敷で、私は、一般家庭に突然、裸で上がり込んだような、なんとも言えない恥ずかしさと不安を感じました。裸身に縄をかけられた惨めな姿で、家族の誰かと遭遇しないかと不安に慄きながら、廊下を歩かされていると、テレビゲームの電子音のような音が聞こえてきました。
「この部屋にもう一つの隠し扉がありますんや。」 政がドアを開けると、中学生のような5人の男の子たちがテレビゲームに夢中になっていました。私はその瞬間、反射的に走り逃げようとしましたが、梅代に縄尻を強く引っ張られ、男の子たちの真後ろに突き出されました。
一人の男の子が私たちに気付き、「うわぁー、裸のおばさんが入ってきた!」と大きな声をあげました。全員がポカーンと口を開けて私を見ています。すぐに少年たちはニヤついた顔つきに変わり、私の股間や胸を舐めるように見つめはじめました。全員がズボンの前をパンパンに膨らましています。私は羞恥で真っ赤になり、下を向くしか、なす術がありませんでした。
「ぼんぼんたち、邪魔してすまんかったなあ。ちょっと向こう側に通り抜けたいんや。」 政は子供達にそう言った後、梅代に話しかけました。「会長のお孫さんたちですわ。」と聞くと、梅代は驚いたことに「ボクたち、このお姉さんがオシッコしたいって言うのでトイレに連れて行くんだけど、一緒に来る?」と言って少年たちを誘いました。「ええ?やったぁー、俺、大人の女がオシッコしてるの見たことないんだ。」「俺もだよ。」「俺もだ。」
最初、戸惑っていた少年達もギラギラと好奇心を見せはじめました。「芙美子様、せっかくだから性教育の先生も務めてくださいね。さあ行きましょう。」 政が応接間の家具を移動させると小さな回転扉が出てきました。男が屈んで通り抜けた後、私は梅代にお尻を押されながら、後ろ手に縄掛けされた不自由な体をたたんで扉を潜り抜けました。少年達がはしゃいでいる声を背中で聞きながら、私は激しい尿意に耐えつつ長い廊下を歩かされました。
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