玄関の外で必死に心を落ち着かせ息を整える…
何度も深呼吸をして落ち着きを取り戻した時、初めて自分のスカートが腰まで捲れあがっていることに気が付いて、急いで身なりを整えた。
玄関の外で誰に見られるか分からないのに、そんな格好をいつまでもしていたことに恥ずかしさが込み上げた。
再び、携帯が鳴った…
トゥルルル…トゥルルル…トゥルルル…トゥルルル…
また、焦って携帯を落としそうになっていた…
大家さんからの折り返し電話だった。
自分の動揺を誤魔化すかのように電話に出た。
大家さんは急用が入ってしまったとのことで、
「部屋の鍵を開けて出るので、案内宜しく」
という旨のメッセージを今日案内するはずだった旦那の携帯に送っていたということが分かった。
そのメールを旦那は別件で気がついていなかった為、行き違いになったことが分かった…
今となってはどうでも良いこと…
不動産屋は、必死に心を落ち着かせた…
内見中に、これ以上の行為は許容できないと決心をした。
不動産屋
「お客様、内見中にそのような行為は本当に困ります!!」
「人の物件ですし、やめていただけなれば案内も中止させて頂きます。」
大きい声で、そう言いながら部屋に入ってきた。
既に、ご主人様と奈々は行為を止め、普通に内見を始めていた…
その様子に、意気込んで入ってきた不動産屋は、少し拍子抜けをした表情を浮かべる…
ご主人様
「ま・た・不動産屋さんに覗かれてしまうから、恥ずかしくて出来ないですよね。フフッ」
奈々の耳元で、不動産屋も聞こえるように言った…
不動産屋はご主人様の『また』という言葉に、覗いていたことが
やはりバレていたことに恥ずかしさが込み上げてきた…
その後、3人は、まるで何事もなかったように内見を始める…
不動産屋さんも、いつもの笑顔を取り戻したように案内をしていたが、その気まずさから、2人と視線が合うことはなかった…
ご主人様だけは、不動産屋の顔を見ながら普通に接したが、その視線を明らかに避けていた…
この部屋を一通り見て、最後に2人は並んで窓からの景色を眺めていた…
その間に不動産屋は次の物件に案内するために、
戸締りなどの部屋のチェックをし、次の物件に案内する旨をお伝えしようと
2人の背後に立った時だった…
奈々のミニスカートの下からピンク色のコードが2本も出ていて
リモコンも両方の内もものニーハイ部分に刺さっている…
そして何よりも奈々の内ももにはマン汁が何本もの線になって垂れていた…
あまりにも卑猥な姿にゾクゾクしていた…。
でも、笑顔の下にその興奮をしっかりと隠した…
その後、2件の物件を内見したが、
それぞれの感情を抱きながら、どこかぎこちなさが最後まで消えることはなかった…
最初の物件後は、移動中も含め、ご主人様は奈々を辱めることはなかった…
ご主人様は、そもそも、不動産屋の前で奈々を辱めることが目的でなく、
ただの手段だったからに他ならない。
そして、それは最初だけで十分の成果が得られたので、それ以上やる必要がなくなったからだった。
ご主人様
「今日は色々と案内ありがとうございました。」
「1件目の物件で契約しようと思ってます。」
「手付金は払って仮契約しますので、本契約は後日でいいですか?」
不動産屋
「ありがとうございます。」
「ではまずは仮契約書に記入をお願いします」
手続きと手付金の支払いを済ませ、2人はピックアップして頂いた場所で車を降りた。
こうやって、不動産屋の奥さんにとって長い内見が終わった…
どっと疲れが出てきた…
不動産屋さんは、2人が見えなった所で車を止めた…。
頭がボーっとしていた…
本当に現実に起こったことなのか、未だに信じられない…
でも、自分の股間に冷たい布が張りつく不快感…
紛れもなく、自分の理性を一瞬失わせるような興奮が、目の前で起きていたことは
疑いようのない事実であった…
気が付くと家族LINE(旦那、義父、義母)に内見が長引いて遅くなる旨のメッセージを入れていた。
そして自分の会社が保有する一軒家の物件に車を走らせていた…
彼女の名前は、宮本 玲35歳。
健康的で、いつもニコニコして笑顔が魅力な美人さん。
その笑顔には誰もが惹きつけられ、その場を華やかにしてくれる存在。
旦那と28歳の時に結婚し、5歳の娘がいる。
そして義理の両親とも関係は良好で、なに不自由ない暮らしをしていた。
誰から見ても幸せそうな家族…
でも、玲には、そんな素敵の笑顔の下に隠された深刻な悩みがあった…
それは、産後から続くセックスレス…
もう5年もの間、一度も夫婦の営みがない状態が続いていた。
産後直後はそれで良かった…
育児に追われ、ホルモンバランスの変化もあり、極端に性欲が落ちていたこともあったが
でも、それからも一度もない…
誰にも相談できなかった…
2人で話し合う機会を何度も設けたが、
旦那はその話題を極度に避けてきた…
最初は浮気も疑ったが、浮気している様子も見受けられない…
本当に良い父親であり、良い夫である…
ただ、夫婦の営みだけがないだけ…
それでいて、私の行動は束縛気味、
同窓会やママ友との食事など、あまりいい顔をしないし、心配してくることが多かった…
玲は、沢山、苦しみ悩んできた…
離婚も考えたが、玲の両親たちは早くに亡くなったこともあり、
娘を一人で育てていける自信がなかったし、きっと親権は旦那に取られることは目に見えていた。
何よりも最愛の娘を、この何不自由のない恵まれた環境の中で育てることが、
娘にとっても最良なことだ分かっていた…
だから、パパとママでいることを選んだのだ。
そして、玲にとってこの試練は、自分がこれまでにしてきた罰が当たったのだと
自分自身を納得させていた。
だから、玲は日常的に欲求不満であった…
その欲求不満は自分自身で解消するしかなかった…
でも、最近、仕事を夫婦で切り盛りするようになって
義母が常に家にいるようになったことで、
ゆっくりオナニーをするタイミングすら無くなっていたのだ…
お風呂などで、ササっと簡単にクリで逝くことことはできても
日頃の欲求不満を解消する、ゆっくりと激しいオナニーなどをする時間も環境もなくなっていたのだ。
だから、今日の2人の変態行為を目の当たりにして理性が壊れる程、興奮してしまったのだ…
堪らなかった…
気持ち良さそうな淫音…
あの上品な女の子の顔を赤らめ、トロンとしたいやらしく、気持ち良さそうな表情…
そして、心がかき乱される程、興奮していたもう1つの理由…
それは、セックスレスが自分がしてきたことの罰だと言った理由にも関係している…
実は、この魅力的な笑顔の下に誰にも言えない秘密がある…
それは、昔付き合っていた元彼がドSで、ずっと調教され飼いならされてきたからだ…
相手は、中学2年生の時の担任の先生で、高校卒業までお付き合いしていた。
正確にはずっと不倫をしていた…
ハードプレイが好きで、スパンキングなど何年間も調教されてきた過去がある…
その先生との子供を2回下ろしている・・・
若気の至り。
思春期の性の目覚めの時期…
禁断の関係…
刺激…
それが相俟って、先生に死ぬほど溺れた…
いつも「奥さんと別れる」と言う言葉を信じ、
ズルズルとその関係が続いて、2回目の子供を下させられた高校3年生の夏、
別れを決意し、その呪縛から解放された…
仲の良い友達にも、誰にも話せなかった、死ぬまで誰にも言えない秘密の関係…、
それは、そういう関係になったキッカケのこともあるし、
相手が生徒からキモがられていた、禿げた40代の先生だったこともある…
その後、大学の同じゼミだった、今の旦那と結婚したのだ。
でも彼は最初から草食男子で、至ってノーマル。
しかも淡白だった…。
ずっと調教されてきた玲の体は満たされることはなかった。
でも普通の幸せを手に入れる為に、その思いは捨てたのだ…
先生との調教も心の奥底に完全に封印してきた。
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