もっと難しい言葉で言って来たはずだが低能な俺にはそのまま伝えることは出来そうもない。
「高慢な私を許して。」
そして独身や年齢など劣等感に付いて語って来たのだ。
自業自得になっているのは俺には分かっていたがやはりこの女に興味を持たずにいられなかった。
昇給や福利厚生など従業員の側に立って頑張ってくれたのもそのためなのだ。
もっとも慰安旅行になど興味はなかったが。しかし真由美の計画と言うか願望。
宴会の席で自分の性癖をさらして欲しいと言う願いを聞いた時には驚いたものだ。
その性癖と言うのが正にあの変態社長と相通じるものだった。
そこまで真由美が告白を終えた頃には9時を回っていた。
「わかりました。でももう遅いのでここらで。」
もう社内は二人だけだった。思わず俺も慌てて家に連絡を入れた。
「ごめんなさい。遅くまで。続きは明日の夜に。いいですか?」
真由美がそういうので俺は承知した。
「他の社員に喋ってもいいのか?」
「喜んで貰えるかしら?」
「多分、少なくとも裸は見たいと思う。」
「それについては明日二人でお話しましょう。」
はやる気持ちを抑えて翌日6時に真由美に会った。
残業も規制されているので5時半には真由美と二人きりだ。
丁度今日のように暖かい春。
「決心が変わらないように、、、裸を撮って下さい。」
そう言って真由美は全裸になった。余程自業自得なのは今でも思い出す。
あそこの毛は剃られ女の割れ目が剥き出しだった。
「みんなの奴隷になる決心をしたの。秘密を洩らせても構いません。」
遠くから近くから俺は何枚も撮った。
近づくと女の独特の匂いがした。シャワーも浴びてないせいだ。
最近は嫁にも飽きたが浮気も出来ずアダルトビデオなんかを見ることが多い。
マネをして舐めたりしたがおれはやっぱりシャワーを浴びてないと駄目だ。
尻の穴も近づいて広げて見てやったがやはりあの異様な匂いがした。
ただ普段ビジネススーツを着こなし気取って歩いて男を見下ろしている女の肛門やその匂いを嗅いで優越感を感じた。
一日空けて土曜日の昼から例の変態社長への詫び並びに数名のまずは選ばれた数名の社員へのお詫びの催しを予定した。
真面目な社員にはまだ秘密だ。真由美の最も軽蔑してそうな男をまず3人選んだ。
俺ともう一人同じ40代の男。多分一番の真由美ファンだろう。もう一人は20代の配送の男。本来なら切られてもおかしくない男だが人手不足で
何とか繋がっている男だ。
最後の男は60過ぎの給料泥棒だ。真由美の前任で今は嘱託できているが殆ど仕事はしていない。
業績を立て直した真由美に比べ社内では無能で通っている。ただあの社長とは仲がいいらしい。同じ趣味とまでは思いもよらなかったが。
一旦停止された取引が再開されたのも今では彼の業績になり嘱託ながら今では名ばかりの真由美に代わって地位を保っている。
彼を選んだ俺の目的は無能で給料泥棒のこの男に真由美の下の世話、、つまり排便の世話だ。
遊んでいるよりはましだろう、そう考えたがまさか彼がそんなに喜ぶとは思わなかった。
金曜日に連楽を受けた変態社長の砂川は直ぐにメールで命令のようなメッセージを送って来た。
その頃の俺にはあまりの異世界のように思え理解しずらかったが土曜日を迎えた。
午前中にもメールは送られてくる。
その日がいつ終わるのかは誰も良そう付かなかった。誰もが永遠に続くことを願ったのではないだろうか?
でもお楽しみは今でも進行中だ。
砂川社長と嘱託の北川は二人そろって一時間も早く来た。他の社員も続々と早めに集まった。
予定より一人多く若い女が配送の若い男と一緒に来た。
「真由美お久しぶり。」
コロナ時にリストラにあった若い女だ。配送の男から連絡を受けて来たらしい。
どうやらこの男は事情が読めていなかったようだ。
「奴隷の分際でいつまで気取っているの、さっさと素っ裸におなり。」
「君は、、、確か。」
予定外の人間であることに気付いた砂川だが
「今のセリフ。気に入っ」
た。お嬢ちゃん。どうだ仲間に入るか?」
「いいですよ。でも。」
「まあ小遣い位はやるから暫く来ると良い。」
誰もが想像していなかった予想外の展開でそれは始まった。
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