山本久美子は、会社初の女性営業部長という昇進を果たし気持ちが昂っていた。
結婚もせずに仕事に集中してきた。実際に同期の誰よりも営業成績は良かった。課長に昇進した時も誰もが認めるところだった。
だが、それは女性ばかりの営業二課という事だったから、それが、営業部長ともなると周りからは色々な声が聞こえてきた。
久美子はそんな周りの噂を跳ね除けようと必死に働いた。
『女性だからなんて言わせないわ。』
久美子の勝気な性格も功を奏し、営業成績も上向きになっていた。
久美子は、普段は定時になるとさっさと帰っていた。部長がいつまでもいると、部下も仕事がし辛いだろうし、帰りたくても帰れないでいる者も出てくるだろうと思って。この所の働き方改革によって部下達の残業にも気を使っている。
これも部長としては当たり前の事と割り切っていた。
その代わりに、休日に出社して仕事を片付けていた。
会社では、課長以下の休日出勤を原則禁止している。
久美子も部長になってから休日出勤をする様になった。
誰もいないので仕事が捗り、特に用事があるわけでもないのでそんなに嫌でも無かった。
むしろ、休日前になると胸が昂り前日はどこかソワソワしていた。
その日も、久美子は休日出勤をしていた。午前中に仕事を済ませ、ランチを終えると再び会社に戻り、
「さあ、仕事は片付けたわ。」
そう言うと、ブラウスのボタンを外し始めた。そんなに派手では無いブラが姿を現す。次にスカートのファスナーに手を掛けてずらして行く。ストッキングも脱ぐとレースのショーツが姿を現す。前の部分は透けて黒い翳りが見えている。
「ああ、私ったら、オフィスで下着姿になるなんて。ああ、でもこの開放感がストレス発散になるのよね。」
久美子は、誰もいないオフィスで独り言を言いながら下着姿になった。
「うふふふ。」
少し微笑むと、背中のホックに手をかけてブラを外した。
ブラに押さえつけられていた乳房が弾む様に顔を出す。
「ああ、ブラまで外しちゃったわ。」
今日は、気分が乗っているのか、ブラを外したのは初めてだった。
「ブラまで外しちゃったんだから。誰もいないし。」
そう呟くとショーツにも手を掛けて一気にずらして足から抜き取った。
「とうとう、全裸になっちゃったわ。」
誰もいないとはいえ、まだ昼間のオフィスで全裸になり興奮を抑えられない久美子。
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