山本久美子は、いつもより早く目が覚めた。
普段は目覚ましが鳴ってから目が覚めないのに、今日は、目覚ましのなる前に目が覚めていた。
簡単に朝食を済ませ、化粧をすると、鏡の前に立ち着て行く服に悩んでいた。
『ノーパン、ノーブラ、一番短いスカート…。』
義雄の声が、久美子の頭の中で繰り返されていた。
久美子は、普段はブラウスにスカートスーツで出勤している。
「結構透けてる…。」
ブラウスにノーブラで袖を通し、鏡に写る上半身を見て久美子は頬を赤らめた。
「スーツを着れば、何とか隠れそうだわ。」
久美子は、いつものスカートを手に取った。
膝が隠れるくらいの長さだった。
義雄に言われた『一番短いスカート』が頭をよぎった。
これが一番短いスカートだと言えば、義雄にはわからないし、見た目は普段と同じで下着を着けていないのもわからない。
でも、久美子は、もう一つのスカートに持ち替えた。
膝上10センチのスカートだ。
若い頃に買ったものだが、最近は穿く事もなくクローゼットの奥に仕舞い込んでいた。
ノーパンの上に穿くにはかなり無防備になる。
「だって、一番短いスカートって言われたから…。」
久美子は、自分の意思ではなく、義雄に脅されて仕方なくというふうに自分に言い聞かせて、短い方のスカートを選んだ。
「ノーパンノーブラも、ミニスカートもみんな小田さんの指示なのよ。私が、好んでする格好じゃ無いわ。仕方ないのよ。」
久美子は、股間が熱くなるのを感じていた。
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