「間近で見ると、あらためていい身体をしてますね。乳首もツンと上を向いてて、ひょっとしたら勃ってますか?毛並みも整えられてて美しいですよ。」
カシャ、カシャ。
義雄は、久美子にスマホを向けてシャッターを切った。
「ちょ、ちょっと…、い、いやっ。」
久美子は、顔を背けるも、両手は脇に付けたままだった。
『ふふふ、やっぱり感じてるな。』
義雄は、内心ほくそ笑んだ。
「さあ、じゃあ土下座して頂きましょうか。」
久美子は、もっと舐め回される様に見られるのかと思っていた所、意外にもあっさりとした義雄の言葉に、一瞬『えっ!もっと見ないの?』と思ったが、
「わ、わかったわ。す、すればいいんでしょ。
少し強気ぶって、その場に正座した。
「きちんと両手をついて謝罪してもらいますよ。内容は書いてあげましたから。」
義雄は、久美子が両手をついた床にメモを置いた。
久美子は、目でメモの文字を追った。
「こ、こんな、こと…。」
久美子の両手が震える。
「さあ、始めてください。」
義雄が、スマホを久美子に向けて構える。
「ああ、言うしかないのね。」
久美子は、諦めてメモの文字を読み始めた。
「こ、これまでの、小田義雄様に対する横柄な態度や言動をお詫びします。わ、私…、え、営業部長のや…山本…く…み…こ…は、誰もいない会社内で、裸になり興奮する、ヘ…ううっ…変態…ろ…露出狂女です。部長の権限を振り翳して申し訳ありませんでした。」
久美子は、何度も言葉に詰まりながら、メモを読み終え頭を下げた。
義雄は、録画を止めて、頭を下げる久美子を見下ろして、
「部長の謝罪、お受けしましたよ。見てみましょうか。」
そう言うと、動画を再生して確認した。
(上手く久美子の頭でメモが隠れて、読んでる風には映っていない)
久美子は、頭の上から自分の声が聞こえてくるのを涙を堪えて聞いていた。
「部長、明日は、部長が持ってる一番短いスカートを履いて来てください。それと、ノーパンノーブラでね。」
そう言うと、義雄は会議室を出た。
「えっ、そ、そんな事、無理…。」
久美子が、顔を上げた時には、義雄の姿は無かった。
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