雪菜と西野はエレベーターに乗ると地下2階へ向かった。
「わぁー綺麗」
ライトアップされた庭園に感動している雪菜。
エレベーターは止まることなく地下2階の駐車場に着いたが、仕事帰りの住人はモニターでバスタオル姿の雪菜を見ていた。
「えっ。左ハンドル?凄い」
「さぁ乗って」
西野はドアを開けた。
「バスタオルをシートに敷いてね」
「えっ?」
「革シートが愛液まみれになっちゃうだろ」
雪菜はバスタオルを外すとシートに敷いて座った。
外国産の西野の車は地上に出た。
「どこ行くんですか?」
「すぐそこ」
「すぐそこ?」
『ドライブかな?』
海岸線に出ると左折する。
『あっ海浜公園だ。防風林で真っ暗ね』
「こっちにプールあるんでしょ?」
「おっ。知ってるのか?」
「ええ。引越し屋さんが言ってたの」
「ふーん。プールは時期的にまだまだだけどね」
「今日はあそこだよ」
5分ほど走ると真っ暗なところに明るい施設が見えた。
「何ですか?」
西野は施設前の交差点を右折して駐車場に入った。
「温泉だよ」
「えっ温泉もあるの?」
「ああ」
駐車場には温泉施設へ向かう遊歩道近くは車が多いがあとはポツンポツンと止まっている。
西野は少し距離をおいて止めた。
「はい。じゃあ温泉入ってきて」
「この格好で?」
「温泉にピッタリな格好じゃないか」
「でも」
「大丈夫車も少ないだろ?」
雪菜は周りを見渡す。
「ええ」
「ここは和風と洋風が日毎に変わるんだ」
「ええ」
「今日は女子は洋風だ」
「ええ」
「内湯と露天があるから内湯で薬草風呂で温まったら露天でゆっくりして」
「薬草風呂?」
「良く効く薬草風呂だよ。23時閉店だけど23時半くらいまでいられるからね」
「はい」
「温まったら脱衣所で飲み物飲んでね」
「はい」
「脱衣所右に観葉植物とベンチ椅子2脚にマッサージ椅子1台置いてあるんだけど、この付近で立ったまま飲んでね。そうだなぁ月でも見ながら飲んでよ」
「はい」
「バスタオルは脱衣所の中では巻かないこと」
「はい」
「飲み終えたらマッサージ椅子でマッサージしてきてね。マッサージは15分だから23時15分頃かな」
「はい」
「じゃあ俺はここで待ってるから」
「えっ?西野さんは入らないの?」
「俺は入浴しちゃったし冷えてないから」
千円を渡すとドアを開けた。
「あっ。ちょっと写真撮らせて」
そう言うとバスタオルを巻く前に上半身を撮影し、バスタオル姿の全身も撮影した。
「入口に券売機があるからチケット買ってフロントに出すんだ」
「はい」
雪菜は駐車場を歩いて行くと入浴を済ませた客が駐車場に歩いてきた。
みんな雪菜の格好に驚いている。雪菜が遊歩道へ消えるまで立ち止まって見ていた。
「おいおいスゲー格好だったな」
「これから入っても時間もないだろうに」
「あの格好で戻ってくるのか?」
「待ってみようか?」
「あと30分で閉店だし待つか」
防風林の中にある駐車場と温泉施設は50メートルほどの薄暗い遊歩道で繋がっている。
通常はこの遊歩道を通らないと行けないようになっていた。
「おいおい」
「えっ」
温泉施設から上がってくる客達とすれ違っていく。雪菜は言われたように券売機でチケットを購入するとフロントへ出した。
「いらっしゃいませ。えっ」
女性店員が2名いるフロント
「お願いします」
「ス...スタンプカードはお持ちですか」
「いえ」
「お作りしましょうか?」
雪菜は少し考えたが仕舞うところがない。
「結構です」
「今日は洋風風呂です」
「はい」
まばらに休んでいる客達を見ながら広間を抜けて浴場に向かう。
「ちょっとあの格好で来たの?」
「ヤダァ」
「どうしたの?」
男性店員がフロントに戻ってきた。
「ほらあそこ」
「ん?」
「バスタオル1枚で来たのよ」
「嘘だろ?」
「本当よ」
雪菜は指定されたロッカーにバスタオルを放り込むと浴場に入った。
『あそこだわ』
薬草風呂を見つけるとゆっくり浸かった。
洗い場と大浴場が目の前にあるが客は少ない。
『あまりいないのね。ん?』
大きくなってる乳首とクリに刺激が走る。
「ンッ」
『何これ気持ちいい』
「ンッ ンッ」
『ハァ気持ちいい。ヤバッ』
雪菜は薬草風呂から上がった。
「ハァハァハァ」
『気持ちいい』
そのまま露天へ出た。
ライトアップされた洋風露天
「わぁ綺麗」
雪菜はベンチ椅子で身体を冷ました。
『露天は誰もいないのね』
雪菜はマ○コに指を這わせながら乳首を摘む。
「ンッ 凄い ンッ ハァハァ ンハァッ」
雪菜はキョロキョロ見回して確認するが誰もいない。
『ヤダッ オナっちゃった』
防風林に囲まれた露天だが竹で乱雑に目隠しされている。この防風林の中には双眼鏡やカメラを持った覗き常連がいた。
雪菜からは暗くて何も見えないが覗き達には雪菜が丸見えだった。
「おい本当に来たな」
「可愛いぞ」
「おお」
「若いなぁ」
「サイトの写真と一緒だ」
10名の覗き達は帰るとこだったが覗き情報サイトの書き込みを見て残っていた。
この覗き情報サイトにある海浜公園のページと露出情報サイトの海浜公園のページに雪菜の上半身裸の写真とバスタオル姿の写真にメッセージが...。
海浜公園にバスタオルだけで来ちゃった。これから温泉入るね。23時15分にマッサージもしちゃう。
こんなメッセージも添えて雪菜の名前でアップされている。
西野が投稿したのだがこれを見た覗き達は温泉施設の駐車場にも集まってきていた。
露天で温まっていると清掃の女性スタッフが来た。
「そろそろ閉店です」
「あっ。すみません」
雪菜は脱衣所に向かった。
内湯にいた客たちは帰ったのだろう。脱衣所には誰もいなかった。
「どれにしようかな」
身体を拭き上げると自販機でコーヒー牛乳を買った。
「あそこだわ」
観葉植物の横でコーヒー牛乳を飲んだ。
目の前は防風林だが真っ暗で何も見えないどころかガラス窓に雪菜が写っている。
ここは露天と違って目隠しがされていない。
脱衣所全部は観葉植物の配置で覗けないが手前はなんとか覗ける。
和風も洋風も同じ造りになっているので日毎に覗き達は配置も変えていた。
覗かれてるのを知ってる女達はこの付近や夜の露天も使用しないでいる。
「おい肉便器って書いてあるぞ」
「マジかよ。しかしエロい身体してる」
「イヒヒヒ ヤラせてくれる娘なんだな」
「そろそろ15分だぞ」
雪菜はマッサージ椅子を見た。
「300円か。全部でちょうど千円じゃない」
空き瓶をゴミ箱に捨てに一旦消えた。
「しないのか?」
「でもマッサージ椅子見てたぞ」
「おい来たっ」
雪菜はマッサージ椅子に座った。
『腕はここに置くのね。脚はここね』
確認して300円を投入すると腕を肘掛けにあてがう。
計測中の文字と共に腕と脚が左右それぞれ軽く圧迫されるとローラーが首からを腰まで押しながら下がっていく。
「ンッ」
ローラーが首まで戻ってくると背もたれが倒れ脚が上がった。
すると両手両足が左右に少し拡がる。
『えっ。なんかエッチね』
覗き達は拡げられた脚からマ○コが丸見えになった。
「綺麗なマ○コだな」
「肉便器ヤベーな」
マッサージが始まると乳房はずっと揺れている。
ローラーの位置で身体が仰け反っていく。
「ンッ ンッ」
座面の振動でお尻も刺激される。
ローラーが腰まで来ると覗き達にマ○コを突きだすような格好になった。
『お客さんいたらこれ絶対無理だわ』
「ンッ 気持ちいいー」
一度拭いたマ○コから愛液が溢れる。
「えっ?まだいるの?」
清掃スタッフが雪菜を見た。
「あら...あのう閉店のお時間なので終わったら速やかにお願い致します」
「あっ...はい」
清掃スタッフはフロントに報告しに行く。
「まだお客さん残っててマッサージされてます」
「えっ?まだいるの?」
「はい。すみません」
「あぁ良いよ」
清掃スタッフは脱衣所に戻った。
「きっとバスタオルの娘よ」
「それなら俺も見れるかな?」
「小森さんエロい」
「アハハハ。仕事しよう仕事」
『マジ見たいんだが...』
雪菜はマッサージ椅子から開放された。
『気持ちいいー』
「お客様...」
「はい。すみません」
雪菜は慌ててバスタオルを巻きながら脱衣所を出た。
客は雪菜しか残っていない。
フロントに礼を言いながら通り過ぎようとすると小森が止めた。
『スゲー格好だな。こんな格好で来たのか』
「お客様。当店は23時閉店でございます」
「すみません」
「今後お気を付けください」
「はい」
「それとこちら無料券でございます。次回お使いください」
「ありがとうございます」
「お休みなさいませ」
「おやすみなさい」
雪菜は温泉施設から出た。
『もう怒られちゃったじゃない』
「雪菜ちゃん」
「えっ?」
西野が立っていた。
「西野さん怒られちゃったじゃないですか」
「えっ本当?」
「本当よ。でも無料券貰っちゃった」
「それなら良かったじゃない」
「良くないわよ」
「どうだった薬草風呂」
「うん」
「マッサージは」
「うん。良かった...」
「雪菜ちゃんなら気に入ると思ったんだ。ところで防風林の中は風も弱いだろ」
「そういえば...確かに」
「誰もいないみたいだからバスタオル取っちゃおうか」
「えっ?...」
雪菜はバスタオルを西野に渡した。
覗いてた男たちは薄暗い遊歩道でコッソリ立っていたり、防風林の中でスタンバっている。
西野は雪菜を先に歩かせた。
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