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26階の北野(仮名)さんの話をします。
南田さんのとの関係が1年過ぎたくらいの時、
26階の男子便所で作業していると人陰があり
「おはようございます」
と、事務的に挨拶する
「おはよう」
と返され
また作業をする私。
ほとんどの人はここで会話が終わる。
私が担当する階は半日作業して25階の南田さんを
除けば見かけるのは2人いればいい方。
挨拶したけど顔は見ていない。
・・初めて見る人かな?
なんて思った。
すると作業している私に近づいてくる感じがした。
特にトイレの邪魔にならない場所での作業だしそのまま作業を
していると、突然その人が私のお尻を触ってきた。
「イヤッ!」
と、反応して振り返る。
このおじさまが北野さん。
小柄でガッチリしているけどお腹が
出っ張っている。肌は日焼けしていて
髪は少し茶色に染め整髪料でテカテカしている。
ノーネクタイでオシャレなワイシャツを胸のボタンを外し肌けて着ている。
・・・キモい!
油ぎってる!
でも、かなり私がエッチな妄想していたおじさまに近いタイプ。
お尻を触ってきて私の顔をジロッと見る。
「なっ!なんですか?」
「ねーちゃん、何が目的だ?」
お尻を触ってきて何を言い出す人なんだ?
「正直に言え!何が目的だ?」
「週刊誌に頼まれたか?」
「産業スパイか?」
はっ!?何言ってるのこの人?
「えっ?何の事ですか?」
「どうやら、日本人のようだが、おかしいだろ?ねーちゃんみたいな
若い娘がいるなんて、小西(仮名)のやつを騙して潜入したのか?」
「小西ってウチの社長の小西ですか?」
「そうだ」
私が所属している清掃会社は
ここの大手会社の子会社で
後で知ったのですがウチの社長は
北野さんの元部下だったらしい。
「私は、ただ普通の仕事を一日やるのが苦手で・・」
「嘘だ!」
「失礼だが、お歳は?」
「25です」
「若いな・・」
私の目を覗き込むように見る北野さん。
・・・鋭い!そしてヤバイ!
「失礼だけどマスクをちょっと外してもらえるかな?」
マスクを一旦外しまた戻す
「かわいいなぁ、なるほど小西のヤツ鼻の下は伸ばして騙されたな」
「で、何が目的だ?」
少し顔を近づける北野さん
息が臭い!ニンニクのような臭いがする。
そして怖い!
「そんな、目的なんて・・」
「いつからやってる?」
「1年経ったくらいです」
「それは失礼した!」
私に頭を下げる北野さん
「それならハニートラップもないな」
「投資はやってるか?正直に言ってくれ」
「まったくしてませんし、わかりません」
また私の目をじっと見る北野さん。
この人はヤバイ!嘘は付けない!
「内部情報が欲しい訳でも無い」
「・・・ん~。」
「なぜこのフロアーを担当している?」
と、北野さん。
私は、一般職フロアーで
オチンチンを見せてくる男性の事を話す
「ハッ、ハッ、ハーッ!」
それを聞いて笑う北野さん
「でも、なんで?」
また私の目をジロッと見る。
「何か魂胆があるのは間違いないなぁ」
完全に心まで見透かされている。
もう、この生活も終わりか?
ふと、よぎる。
北野さん
しばらく考えてから
「うん、たぶんそう言う事かな?疑って悪かった!今日は何時まで仕事だ?」
「12時までです」
「12時10分に地下に迎えを出すから
その後20でオレの相手しないか?イヤならそのまま帰ってくれ」
相手?尋問?
また今みたいに詰められるのはイヤだ。
「すいません。相手って?」
とりあえず聞いてみる。
「SEXだ」
あまりにもストレートで逆に
気持ちいい。
「えっ!?」
驚いた私の顔も見ずにトイレを出る北野さん
居なくなった・・・。
なんか怖かった・・・。
と、思ったら
「そうだ」
と、言って、また戻ってきた北野さん
「25階は担当しているのか?」
「はい、ここフロアーが終わったら行きます。」
「そうか、25階には南田っていう暇なスケベオヤジがいるから注意しろよ」
「あっ、南田さんでしたらよく声を掛けてもらってます。」
「あのオヤジィーー。」
「まさか南田のオヤジに手つけられてないよなぁ?」
「そんな・・」
「じゃ、よろしく!」
そう言うとトイレから出て行った。
悩む!
モヤモヤ仕事をする私
そんな中、
25階に行くといつも通り南田さん登場。
封筒をもらい、給湯室ではプチエッチが定番。
フェラだったり、マンコやお尻の穴を
舐めてもらったり、キスだったりをする。
今日は給湯室でフェラ。
1年も経つと何かをしたいか
されたいか、何も言わずにわかる。
さすがに私のパンツは頻繁に持っていかなくなった。
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