『第十七章』
もちろん、結菜は愛美に屈辱的な行為を強いながら、焦らし責めをしているのであって、愛美が早く中を犯されたい!と願っていることは、重々知っている。
そして、すでに一度、マーキングをした椅子のところまで愛美を誘導すると、その椅子に座るよう命じた。
この椅子は、少しだけ浅く腰掛けて、背凭(もた)れに身体を預けた状態になれば、後は足を開いて持ち上げた時に、槌字開脚のポーズとなる。この状態で固定することも出来るけれど、今回は使わないことにする。
そして、この椅子のちょうど真ん中あたりがU字状に刳(く)り貫かれおり、前からおまんこもアナルも責めることが出来るようになっている。
「愛美さん。これから私はペニスバンドの支度をするから、その間、お尻には例のローターを入れて、指でおまんこを掻き回すようにオナニーをして待っていなさい。
ただ、絶対に逝ってはダメっ!いいわね。」
そこまで言うと、結菜は下半身だけ裸になると、ペニスバンドを付けていく。
そこに装着されたディルドは、軽く反り返っている男性器で、カリが大き目。また竿の上部には、血管が浮き出していると体で、無数の盛り上がった筋が作られている。
一方、男性器の裏側には、粒が大き目の疣(いぼ)が七つ、八つと付いている。
つまり、前から挿入してもバックから挿入しても、おまんこの上下を同時に刺激できるよう工夫をされているのだ。(イメージ・NEWスクランブルペニス)
但し、最大直径は3.5㎝程度であって、3㎝程度のディルドならば受け入れられる愛美のアナルであれば、多少、太いと感じるかもしれないけれど、入らない太さではない。
つまり、これまで入れられた物よりも、僅かに太いからこそ、アナルを強姦されているような感覚を味わえるのではないか・・・との結菜の計算があってのことである。
愛美は、これから結菜に犯されることを想像して、槌字開脚でオナニーをしているのだが、もはや様々な痴態を晒してきた結菜だけがいると思い込んでいるので、淫らな声を抑える気もなく、激しく身悶えている。もちろん、わざとくちゅくちゅと言う卑猥な音を立てながら・・・。
そんな様子を軽蔑した目で眺めている久美子。
久美子は、華蓮の所に頻繁に遊びに行っていることを知っているけれど、あくまでも華蓮の助手的な形で、S役であると思っていた。
結菜は、両親の変態行為を知ってから、アナルオナニーをするようになったけれど、父親が他界してからは、母が一人ではできないアナルプレイやアナル強姦の手伝いを買って出た。
その時には、かならず久美子のことを「御母様」と呼んだ。そして何をしてもらいたいか、彼女に言わせ、それを父親代わりに実行するのだ。
しかし、この母と娘の行為の中で、屈辱的なプレイはしない。
それに対して、結菜の愛美への態度は、呼び方こそ「愛美さん」と丁寧ではあるけれど、これほど屈辱的な命令をする子だとは思っていなかった。
ただ、華蓮と行動を共にするうちに、こうしたS的な面が身に付いてきたのかもしれない・・・と、漠然と考えていた。
それよりも・・・・愛美の痴態には呆れ果てた。
メス犬としてのプレイなど、とても久美子には堪えられないプレイなのに、そうした屈辱の中で、愛液を溢れさせていたのだから・・・・。
結菜がペニスバンドを装着し終えると、愛美が愛液を擦り付けたポールの間に、小さ目のバスマットのような物を敷き、そこに仰向けに寝転がる。
「愛美さん。声がする方に来てね。」
愛美は、華蓮の所ではバイブで責められたことはあっても、ペニスバンドで犯されることはなかった。それだけに、今回は、アナルの処女を結菜に捧げる形で犯されることを期待していた。
それは事実ではあるけれど、いざ、それが現実になるのだと考えると、やはり怖くなってしまう。妄想と現実には大きなギャップがあるし、何よりも初体験のことなのだから・・・。
愛美が椅子から降りて、四つん這いで結菜の声の方に歩いていく。
愛美は気づいていなかったけれど、このポールの間にはスポットライトが当たっていて、周りからは丸見えである小さないステージとなっている。
「愛美さん。まずは私にキスして・・・」
愛美は結菜の軽く身体に触れると、その手を這わせるようにしながら結菜の顔に近づき、それとなく唇を近づけていく。
そして、結菜も愛美の唇を求め、軽く唇が触れた瞬間、お互いに求め合うようにしてキスをし、舌を絡めていく。
それだけではなく、結菜は、長襦袢の上から愛美のおっぱいを揉んだり、途中からは、襟の部分を大きく開(はだけ)けさせ、片方の乳房を露わにしてから乳首をも弄りながら、濃厚なキスを続ける。
「さあ・・・私のペニスにもキスをして、舌を絡めて愛してくれる?」
愛美は目隠しをされたまま、ゆっくりと身体を伝うようにして這い降りていき、ペニスに辿り着くと、すぐにもその形状や太さを確かめるように舌を這わせる。
愛美は、これでアナルを犯されると思っていたけれど、結菜は、まずは愛美に騎乗位で疑似ペニスを入れさせ、逝く寸前まで愛美を興奮させてから、アナルを犯すつもりでいた。
「お尻を犯す前に、唾液だけじゃなく、マン汁をたっぷりと絡めておかないとね。」
この言葉を、愛美はすぐに理解できた。
すぐにアナルを犯されるとか、自らこのペニスに跨って、自虐的な形でアナルの処女を失うのではない、と言うことを。
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