38
涼子の住む高級マンション地下駐車場に車を停め、最上階に向かう段になっても瑞穂は詳細を語らない。
元来大雑把な性格なのでその辺りは無頓着なのだ。
一方の眞子は大股で歩く瑞穂に遅れまいとマイクロミニから桃尻をチラつかせながら付いて行く…、この日の主賓であり、全ての生贄になるとも知らずに…。
肩を抱かれながら玄関ホールに入った眞子は目を疑った。
無数の女性靴が並んでいたのだ。
「…?こんな大勢…あの、ペットって1人じゃ…?」
「誰が1人と言った?くく…っ、観念するんだな」
足がすくむ眞子の背を押しながらリビングドアを開け放つ…。
(…え……、えっと…!?)
広いリビング中央にソファーテーブル、それを挟んで対のソファーに桃百合の面々が満面の笑みで眞子を出迎えた。
生徒会長の奈々美、書紀のまみ、2学年の万里香と由利亜、この先輩らはすぐに分かった。
学院でも指折りの美人との噂で、話したことはないが顔は見知っている…。
他にも幾分お姉さんに見える前生徒会長のゆうなと前書記の日奈子、この2人は知らない。
他には涼子先生…。
この日男の娘絵梨花の紹介は見送られ、あかりと莉奈は生理で参加を見送っていた。
そうそうたる美人を前に気後れする眞子の緊張をほぐそうと、メンバーらは明るく自己紹介しながらソファーに手を引く…。
(この全員がペット…?どうして涼子先生が…?)
状況がまったく飲み込めない…。
「はい、お座りしましょ…、眞子ちゃん、でいいわよね?」
緊張して突っ立つ新人の背後からゆうなが優しく抱きしめてソファーに座り、自分の膝上に座らせると太ももに手を添わせる…。
「可愛いじゃない…、エッチなスカート穿いて…キレイな脚ね…」
「あ…いや、えっとこれは…」
自分のじゃない…、瑞穂に目を向けたが、主人は離れたテーブルチェアで涼子先生と何やら話し込んでいる…。
「ねぇ眞子ちゃん、このグループが何だか瑞穂様に聞いた?」
「い、いや…何も…」
(瑞穂様って!やっぱりこの人達みんな…?)
想像が現実味を帯び、脈拍がドクドクと上がってくる…。
「ふふ…やっぱりね。私達ねぇ…百合百合なの、分かるでしょ?」
ドクン…!?
一際大きく鼓動を打つ…。
分かるも何も、勢いで瑞穂に告白し、関係を持ったいま、自分に反論できる術などない…。
周囲をぴったりいい匂いのする美人の先輩らに囲まれ、四方から手が伸びて身体を撫でられ始める…。
「あら、白いブラウスなのにノーブラ?ふふ…さてはもう瑞穂様に調教されたの?」
背を預けるゆうなの両手が腋の下からCカップを撫で上げた。
「ひゃううっ…!?」
ウブな反応にメンバーはクスクス笑い、目の輝きが妖しくなる…。
「桃百合っていうの、メンバーにようこそ…眞子ちゃん」
正面にいた生徒会長の奈々美が顔を近付けたかと思うと眞子の唇を奪った。
優しく、濃厚なキスは1分も続き、それから代わる代わるメンバーが唇を交わしていく…。
もちろん百合に抵抗などなかった。
しかし、想像を遥かに上回る事態に眞子は我を忘れて、吸い出されるがままに舌を絡めた。
これ程の美人の先輩らに百合仲間として迎え入れられた…。
優しくおっぱいを揉み込まれながら、マイクロミニの下…薄紫の下着はまた溢れ出す愛液に色を濃くしていく……………………………………続
※元投稿はこちら >>