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「絵梨花ちゃんあんま心配しなくていいよ?俺ら割り切った関係だから…」
朗らかぬ笑う涼介を見て絵梨花も「はい…」とだけ応える。
身長はあまり高くないが、ジムトレーナーだけあって分厚い胸板がスポーツウェア越しにも分かる…。
「それにしても…可愛いねぇ…ホントに男子?ってか女の子で生活してるから女子か…最近そういう娘増えてるみたいだし?」
ツーブロックの短髪が似合う日焼けした顔が覗き込む。
「ちょっとダメよ涼介君…、絵梨花に手出したら契約違反なんだからぁ…」
後部座席の璃々子も気が気でない…。
売り主のまみと奈々美から、絵梨花には侍従する男性がいることも聞いている…。
「分かってるって…、ねぇ絵梨花ちゃん、お兄ちゃんって呼んでみて?」
「…え…えっと…お兄ちゃん…」
璃々子のマンションに戻る最中から涼介は上機嫌だった。
璃々子の部屋に入るなり絵梨花はトイレに駆け込んだ。
小さな包茎ちんぽから迸る尿は全て璃々子と遥香のおしっこ…。
そう思うと不思議な感じがしたが何故かムズムズが止まらないのだ。
女子に囲まれて過ごす絵梨花は、主人の安曇以外の男性と久しく会話していない。
涼介が怖い人でないのは直ぐに分かった…、女装子なのに女の子として接してくれる態度に好感すら持ち始めていた…。
リビングに戻ると、既に璃々子は全裸に剥かれマゾ顔を晒して立っていた。
「…絵梨花…見てるだけでいいから…ごめんね?」
「…う、うん…大丈夫…」
そこに隣の寝室から麻縄の束を携えた涼介が戻って来る…。
「あ…はぁ…涼介君…」
「へへ…そう焦るなって…これが好きだろ?」
「はいぃ…あぁ早く淫乱な璃々子を縛ってぇ…」
「絵梨花ちゃんが見てるのにか?」
「あんん…興奮しちゃうぅ…」
豊満な三十路の裸体が麻縄に軋み、小手高に上半身を縛られた璃々子は寝室に連れて行かれた。
6畳ほどの部屋にはシングルベッドと積み上げられた衣装ケースで埋まり、タワマンに住む涼子の部屋とは比べるまでもない。
昨夜このベッドで璃々子と遥香に挟まれて寝たことが既に遠く思える絵梨花…。
展開が早すぎるが、縛られて尻を振る璃々子が現実なのだ。
カーテンの隙間から漏れる午後の日差しに緊縛裸体が美しく浮かび上がる…。
自分の事を縄師というだけあって、涼介の縛りは完璧に女体を彩った。
乳房は均等にせり出し、ピクリとも動かせない手首は血も止まらず痺れもない…。
「はぁ…はぁん…堪らないわ…あぁ早くおちんぽ舐めさせてぇ…」
切なく喘ぐ璃々子が尻をくねらせてねだった。
「舐めたいのか璃々子…へへ…まだまだお預けだよ」
腰まで絞り上げ、余った縄を尻側から股に通すとベッド脇の壁に据え付けられている洋服フックに通す…。
「あぁ…あんんいやぁ…股縄いやなのぉ…」
「ほうら…こうして、しっかり縄を食い込ませ…て」
ギシイィ…………………
疼くワレメを真っ二つに割った麻縄の張りが調整され、璃々子は壁を向いて股縄に吊られ固定されてしまった。
「…絵梨花ちゃん、近くで見なよ?」
言葉もなく様子を見ていた絵梨花の手を引き、資金距離で緊縛裸体の鑑賞を進める涼介。
「…いやぁ…見ないで絵梨花…恥ずかしいぃ…」
そのうち背後からさり気なく肩を抱かれて耳元で囁く…。
「…昨日…璃々子に虐められた…?」
「エッチなことされて…射精しちゃった?」
耳にかかる熱い涼介の吐息…。
段々と誘惑されてドキドキが止まらなくなる…。
昨夜…、おしっこを飲まされ、舐め奉仕に尽くし、マゾちんぽを熱蝋に焼かれた記憶が蘇る…。
「…あれ…絵梨花ちゃんおっぱいあるんだ…いやらしい娘…」
「んん…お兄ちゃんだめぇ…」
「ちょっと涼介君何して…ダメよっ…あぁんんっ!?」
絵梨花に手を出し始めた涼介を横目に身を捩る璃々子…、だがそれだけで軋む股縄がクリを擦り上げてしまう…。
不意に絵梨花は厚い胸板に抱き締められ、首筋を舐められた。
「絵梨花ちゃん…お兄ちゃんとエッチしようか…」
「はぁ…はぁあぁお兄ちゃん………………」
首筋に走る甘い悪寒にマゾちんぽがビュクビュクとパンティの中で蠢く…。
絵梨花は断れなかった………………………………………………続
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