『第十二章』
『ああぁぁぁぁっ!愛美の・・愛美のおまんこは・・、もう厭らしいマン汁でべとべとです。どうか・・・太いチンポをお恵み下さい!』
乳首責めを長く続け、確かにそれだけでは物足りなくなるのは当然である。
しかし、愛美自身、こんな言葉を自分が声に出して言ってしまうなんて、想像さえしていなかった。
愛美は、そもそも男性とのセックスで、まともに逝けたことがなく、あの時、バイブレーターによってクリとGスポット、さらには奥を突かれたり、強い振動によって責められ、初めてはっきりと「逝く」と言う感覚を得られた。
その為、男性器を模したモノを出し入れすることには、それほど興味はなかった。
しかし、今回、この吸盤付きのディルドを立て、それに跨ろうとするのは、あの日、ディルドを入れたまま様々なポーズで撮影をされた時のことを思い出したからである。
乳首責めだけでは満たされず、自らディルドに跨ってオナニーをする哀れな女、惨めな女、蔑まれる女を演じようとしたのだ。
その想いが、自分でも想像していなかった懇願の言葉となってしまった。
乳首ローターをパルスと強い振動が交互にやって来る設定にして、和式トイレにしゃがみ込むような形になり、両手を前に付く。こうした体勢で腰を下ろしていく。
すでに十分に濡れている愛美のおまんこは、それを簡単に受け入れてしまう。
そして奥深くまで受け入れると、ゆっくりと腰を持ち上げ、次に体重に任せるままに腰を下ろす。
しかし、セックスでまともに逝けたことがない愛美にとって、こうしたオナニーなどしたことはないし、したいとも思わなかった。
ただただ、「淫乱女」「変態女」と蔑まれ、罵られ、馬鹿にされたいが為にするオナニーでしかない。
それでも、いくつも体位を変えながら、淫らな言葉を口にして自虐的なオナニーをカメラの前に晒した。
そして、逝くことが出来ないまま十数分、オナニーショーを演じた愛美は、最後にバイブを手にすることになる。
「オーシャンズ6」である。
愛美はフローリングの床に寝転がり、片足を軽く持ち上げて股間を晒しながら、バイブを捻じ込んでいく。
ローターや電マを使った経験はあるけれど、バイブをこれまで使ったことなどはなかった。しかし、あの日、初めてバイブを使われた時、感じたことがあった。
それは・・・・バイブと言う道具が、女を逝かせる為にだけ開発された淫具であり、どんな清楚な女であろうと、上品な女であっても、この道具を使われてしまえば、どんなに「逝きたくない!」「逝ってしまう姿を見られたくない!」と思って必死に抵抗しても、無理矢理に逝かされてしまう「邪悪な責め具」なのだ。
愛美がスイッチを入れると、奥へと亀頭が突き入れられながら、亀頭が大きく膨らむ。いかにも「犯されている!」と言う動きに、愛美の興奮は一気に高まる。
さらにクリへの振動が加わると、もはやじっとしていられなくなり、嬌声を上げて悶え狂う。
足を上げていられなくなり、足を閉じ合わせても、バイブは動きを止めることなく動き続ける。
そして、仰向けに寝転がり、足を開き、腰を浮かせながら、バイブを両手で握って左右に捩じったり、出し入れを繰り返す。
『ああぁぁっ!!逝くっっ!!・・バイブで犯されて・・・ああぁぁーーっ』
しかし、バイブの激しい動きや、逝く姿をカメラの前に晒す恥辱だけでは、愛美は逝くことが出来なかった。
『ああぁぁぁっっ!“欲しいっ!欲しいのっ!!
ああぁぁぁーーー愛美の・・愛美のお尻の穴を虐めて下さいっ!!!』
乳首責めから始まったオナニーショーではあったけれど、その最初の頃から、愛美のアナルは疼いていた。ディルドを使っても、バイブを使っても、やはり何かが足りない!!
以前からクリオナはしていたけれど、そんな時でも、空になったイチジク浣腸のノズルをアナルに突っ込みながらすると、あっと言う間に逝ってしまった。
しかし、そうした変態オナニーをする自分が嫌だったし、自己権威に陥ることが何度もあった為、こうしたオナニーは滅多にしなかった。
だが・・・華蓮たちの手によって、二穴責めアナル責めを繰り返され、愛美にとって最も感じる性感帯がアナルであることを、嫌と言うほど思い知らされた。
どんなに自虐的なオナニーをしたとしても、アナル責め無しでは満たされない「変態のアナルマゾ」であることを、この時、はっきりと自覚する。
しかし、それこそが愛美の狙いでもあった。
使われたアナルバイブの太さ、グロテスクさから、それを自ら入れることを躊躇ってしまう。単なる怖さではなく、自らアナル責めをしてしまう変態女、アナルで逝ってしまうアナルマゾとして、堕ちていくことこそ怖かったからだ。
そんな愛美だったが、とうとう自ら口にしてしまった!
『愛美のお尻の穴を虐めて下さいっ!!!』
・・・と。
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