『第四章』
一気に凄まじい自己嫌悪に襲われ、唇を戦慄(わなな)かせる愛美。
しかし、今さらどうにもならない!すでに、浣腸液は入れられてしまっている以上、数分後には脱糞せざるを得ないのだから・・・・・・。
愛美は、立ち上がってトイレに向かうことも、一瞬は脳裏を過ったけれど、そんなことに意味が無いことを知り、そのまま鏡を見ないようにしながら、四つん這いでトイレに這って行く。
この時、行き先をバスルームに変えることも考えた。先ほどの妄想がまだ生々しく乗っていたからだ。だが、汚物の処理のことを考慮すれば、やはりトイレに行くしかない!
こうして足をガクガクと震わせながらトイレまでやって来る。
ドアを開けて中に入るのだが、敢えてドアを閉めることをしなかった。
さらに、トイレには、四つん這いで居られるようなスペースもないので、壁に手を付くようにして、ゆっくりと立ち上がると、便座に座る。
まだ、一度目の便意に襲われただけで、まだまだ我慢できることは分かっていた。
そして、あの時のことを再現することを思い付き、持ち上げられた便座の蓋に背中を凭れるようにして、少しだけ身体を斜めに倒す。
その後、股を大きく開いてから、膝を持ち上げる。槌字開脚のポーズである。
まだ自分の姿を撮影した動画を見てはいないけれど、愛美はすでに十二分に濡れているおまんこを指で開く。
自らを辱めるような行為をするのは、これが初めてだったが、一方的に責められる被害者ではなく、自分の意志でこうした行為をしてしまう自分に、それまでには感じたことがない興奮を感じてしまう。
自暴自棄・・・あるいは、自虐的な行為を敢えてしてしまう女。
激しい羞恥、逃れられない自己嫌悪と罪悪感に苛まれながら、心はギリギリと締め付けられるような想いに、圧し潰されそうになる。
このまま、結菜にされたように、必至で閉じ合わせている肛門を、強引に指で犯されたい!!
一本から二本に増やされた指でアナルを陵辱され、同時にクリを舐められたり、バイブをおまんこに突っ込まれてしまったり・・・
あの時の記憶が鮮明に蘇ってくる。
しかし、実際にしたことと言えば、綿棒で潤滑油を塗り、ガラス浣腸器で浣腸をしただけ。これは、単なる便秘解消の処置に過ぎなかったはずだった。
それなのに、あの日に責め嬲られた器具を前にして、いつの間にか、興奮に包まれてしまった愛美は、非現実的な世界を再現しようとしてしまった!
溢れ出てくる愛液は、すでに綿棒を突っ込んでいた時から、内股を伝っていた。
堪らなくオナニーをしたくなる!指でアナルを犯すことが出来なくても、せめて二本の指でおまんこをグチョグチョに掻き回したい!!
そう思っていても、激しいオナニーの果てに脱糞してしまい、その瞬間、逝ってしまうようなことがあれば、愛美は元の女には戻れなくなってしまう!!
それが分かっているだけに、どうしても指を中に入れられず、ずっと指でおまんこを広げたまま羞恥に堪える。
オナニーをする時は、必ず動画を撮影しなさい!
華蓮の言葉を、急に思い出す。
全裸になって四つん這いで歩いている自分の姿を見た時、自分が何をしているのかを思い知らされた。そして今の姿も、とても正視する事などできない痴態であることは明らかである。
まだ、あくまでも犠牲者としての立場で、浣腸され、責め嬲られている時の動画の方が、マシ・・・なのかもしれない!
しかし、二度目の強い便意、さらに三度目の便意に襲われてしまい、アナルを何度も強く引き締める行為を繰り返す毎に、アナルを犯されたい願望が大きくなっていく。
でも・・・それだけは出来ない!!それなら、せめておまんこを・・・・
そう自分に言い聞かせ、愛美は指をおまんこに突っ込んでしまう!
「あぁぁぁぁーーーーーっ!ダメっ!!そんなことをしては・・・・」
そう言いながらも、もはやその指の動きを止めることなど出来ない!!
そして、四回目の強い便意に襲われた時、僅かながら肛門が緩んでしまい、浣腸液が少しだけ漏れ出してしまう。
すでに限界に達していることは間違いない!
指を突っ込んで、それでも肛門と指との間から浣腸液を漏らしながら、最後の最後には自ら指を抜いて脱糞してしまう・・・・そんな変態行為をしたい!!!
しかし、結局は勇気が出ることなく、漏れ始めて十秒も経たないうちに、大きな音を立てて脱糞してしまった!!
もし・・・こんな姿を、かつての同級生達に見られてしまったら、どんな蔑んだ目で見られてしまうのだろうか・・・・・・
そんなことを思いながらも、便秘の期間が長かった為か、二度目、三度目の排泄を繰り返してしまう。
その度に、愛美の妄想は、より惨めで哀れなものへと加速していく。
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