『第三章』
すでに、この時点で、自分が何をしているのか分からないほどの興奮状態だった。
そして、冷たく硬いガラス製のノズルを舌で舐め回し、恍惚状態となってしまった。
しかし、愛美には冷静な部分も残っていた。
イチジク浣腸について調べた際に、主成分がグリセリンであり、これを倍に希釈して使うこと。その為に、マグカップを用意したし、綿棒に直接、ローションを塗りにくい為に、小皿も用意した。
その間、愛液が溢れ出していることも、アナルが疼いていることも自覚していた。
ただ、一つだけ欠けていたのは、これまで淫欲を必死に抑え込んでいた自制心である。
それが、道具類を目にし、手に取ってしまったことで、その自制心が破壊されてしまい、ただただ欲望の奴隷と化してしまったかのようだった。
浣腸の準備が出来ると、愛美は自分が着ていた服を淡々と脱いでいく。
こうして全裸になった愛美ではあったけれど、首輪をすることも撮影をすることもしなかった。頭の中では、浣腸をすることしか考えられなかったからである。
小皿にローションを垂らし、それに綿棒を絡めるようにしてから、テーブルの下に敷いてある楕円形のカーペットに片膝を付くポーズを取る。
そして、綿棒を持った手を股間に差し入れるようにして、肛門の入り口にローションを塗っていく。二度、これを繰り返してから、いよいよ中に綿棒を突っ込んでしまう!
「あぁぁっっ!」
待ちに待った刺激に、思わず声が漏れてしまったが、愛美は躊躇うことはなかった。
これまでも、イチジク浣腸をする際には、ノズルを突っ込んでから肛門の内側を捏ねるように動かしたことが何度もある。それと同じように、綿棒の先端が円を描くようにして捏ね、さらに二度、三度と抜いたり、入れたりを繰り返す。
そして、二本目の綿棒をアナルに突っ込むと、その二本の綿棒を突っ込んだまま、グリセリンを水で薄めて浣腸液を作る。そうしている間にも、おまんこから溢れた熱い愛液が内腿を伝っていく。
ガラス浣腸器に80㏄ほどの浣腸液を吸い上げ、それをテーブルの上に置くと、綿棒を引きずり出す。
この刺激だけで、もはや愛美のアナルの疼きが限界を迎えていていた。
早く、冷たく硬いガラス浣腸器のノズルで、肛門を責められたい!!・・・と。
浣腸器のシリンダーの底をカーペットに乗せ、ノズルの位置を決める。こうして軽くノズルが肛門に触れるだけでも、ゾクッ!とするような快感に襲われる。
だが、そこで躊躇うことなく、ノズルを肛門に押し入れていく。
「はぁぁぁぁーーーーっ!」
本来ならば、このノズルでアナルを虐めたいところではあるけれど、自分一人でガラス浣腸器を操ることは難しい。そこで、一気に浣腸液を入れてしまうことにして、お尻を下へと動かしていく。
片手でしっかりとガラス浣腸器を握り、位置がズレないようにしながら・・・。
浣腸液が入って来る!!
彼女たちの前で浣腸液を入れられた時には、深い絶望感に襲われたが、この時には、そうした感情に浸ることはなかった。
後は、四つん這いになってトイレまで行き、浣腸の苦しみをたっぷりと味わいながらオナニーをしたい!それだけ・・・・だった。
愛美は、ゆっくりと腰を上げながらガラス浣腸器を抜くと、すぐにも寄湯ツン倍になった。
そして、歩き出してからすぐに、はっ!とする。
愛美のマンションの玄関先に姿見があるだけではなく、ベッドルームにはドレッサーが、クローゼットにもリビングにも、全身が映る鏡が置かれている。
その姿見に、自分の姿が映ったのを見てしまったのだ!
首輪こそしていないけれど、全裸の女が四つん這いになって歩いている。その顔は上気していて赤く染まり、表情は恍惚している。おまけに、垂れ下がった大きなおっぱいはだらしなく揺れている。
首輪と尻尾があれば、まさにメス犬そのものである!!
前に、バスルームで尿意を催した時、メス犬の姿で社長宅の庭を歩かされ、ある木の根元で片足を上げて放尿する姿を思い浮かべてしまった。
今回は、同じくメス犬として散歩をさせられている愛美が、尻尾付きのアナルプラグを挿入されて歩かされているばかりか、自分自身で掘らされた庭の穴に、プラグを抜かれて脱糞する姿を想像してしまった。
それと同時に、自分が何をしているかを、嫌と言うほど思い知らされてしまった!
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