『第九章』
「お尻を後ろに突き出すポーズより、椅子に手を付いて、軽く「クの字」を描くようなポーズの方が、お尻に余分な力が入らないから、楽に入っていくはず・・・。」
結菜に言われるまま、ポーズを変えて人参を入れてみる。
お尻を後ろに突き出したポーズではない為、お尻の割れ目から肛門は見えない状態のはずだけれど、この方が、確かにより深く入って来ても、痛みを感じないのは事実だった。
「これまでにも、太い物を出した経験があるでしょ。
だから・・・自然にそれくらいまでは広がるようになっているの。
要は・・・力の抜き方のコツを掴めるかどうか、だけの話。
もう・・・・いいかもしれないね。」
「やっぱり、一度はお尻を拭いておいた方がいいかも・・・」
結菜はティッシュペーパーを手にして、愛美のお尻を何度も拭く。さらに、数枚のティッシュにアルコールを吹き掛け、それでさらに丁寧にお尻を拭いていく。
「これで大丈夫。
ポーズはそのままで、少しだけ足を開いて・・・楽にしていてね。」
結菜は作った蒟蒻の断片に、ローションを少しだけ付け、愛美のお尻の割れ目にそれを押し当てる。
「大きく深く呼吸をするようにして、リラックス、リラックス・・・・」
そして、歪な蒟蒻の角のある部分が肛門に入ってきた時、無意識に力が入ってしまったが、その少し後に力が緩んだ瞬間、それがヌメッ!と肛門の中に入って来る。
しかし、すぐには入らない。
「合図したら、お尻に力を込めてね。」
何をしようとしているかは分からなかったが、結菜は蒟蒻の後ろから指で軽く奥へと押し込んだ瞬間、「今っ!」と、声を掛けられる。
それを合図にお尻に力を入れると、途中で引っ掛かっていた蒟蒻が、ズリズリと肛門の内側を擦りながら中へと入っていった。
これを何度、繰り返しただろうか・・・・。次第に二人の息も合って来て、蒟蒻が次々と愛美のアナルに吸い込まれていく。
この感覚は、ソーセージのような丸い形の物とは全く違った快感があった。
歪な蒟蒻が入って来る快感はとても卑猥で、さらに肛門に力を入れた瞬間、それがズルズルと奥へと送り込まれる感覚は、異形の生物が侵入してくるような感覚すらある。
さらに、結菜は説明をしたように、これを噴き出した際の快感が大きいと言う話を聞いていた為、愛美の淫らな期待が膨らんでいく。
全てを入れ終わると、結菜から選択を強いられる。
今、目の前にある椅子は結菜の父親の手作りで、M字開脚で排泄することも出来るし、椅子の背もたれを抱えるようにして、蟹股で排泄をすることも出来るよう工夫がされている。
他にも、裏庭に掘られた穴もあれば、シャワールームでの排泄も可能である。
シャワールームでは、様々なポーズが可能であるだけではなく、天井から吊されている縄を掴むようにして、立ったまま排泄することも出来る、と言うのだ。
その時、一瞬、愛美の中で恐ろしい想像をしてしまう!
シャワールームで、まんぐり返しにさせられ、火山の噴火のように噴き出し、歪な蒟蒻と茶色い汚水を全身に浴びることになったら・・・・・・・と。
しかし、さすがにそんなことは出来ない!と思ったが、それに近い排泄をさせられることを考えてしまう。
例えば・・・床に寝転んでから、足を開いた形で膝を大きく曲げ、その両膝を両腕で挟み付けるようなポーズである。これならば、身体に汚物が掛かることはないけれど、弧を描きながら蒟蒻が飛び出していくことになる・・・と。
「いい? 愛美さん。
ここでは、自分の全ての願望を叶えられる場所なの。遠慮しないで・・・。
どうしたいの?
どうさせられたいの?
浣腸の苦しみを味わっている間、どんなことをしたいの?
させられたいの?」
愛美はすぐには返事をすることが出来ず、暫く沈黙が流れる。
すると、結菜は愛美を立たせてから、道具類が並べられている棚へと導き、浣腸中に使う道具を選ばせた。そして、それを持って、排泄する場所とポーズを決めなさい・・・・と。
愛美は、改めて確かめたくて結菜に質問をする。
「ここでのことは、誰にも言わないですよね!」
すると結菜は静かな口調で話し始める。
「もちろん、誰にも・・・・。
例えば華蓮さんだけど、あの人は自分の支配欲を満たしたい為に、Mな子を辱めたり、屈辱的な目に遭わせるだけ・・・。結局、M女性の気持ちなんて何も分かっていないんだから、私も自分の本当の性癖について話したりはしない。
陽菜さんもそう。華蓮さんにくっついているだけの金魚の糞だから・・・。
M同士でしか分からないことは、Sな人に説明をしても理解なんてしてもらえない。それは無意味でしかない。
だからこそ・・・・愛美さんを招待したかったの。
願望があれば言ってね。決して私は愛美さんのことを軽蔑なんてしないし、協力できるなら、どんなことでもして上げたいんだから・・・・。
でも・・・・・ふふふふ。本当は、私に蔑まれたいのかもしれないけど・・・・。」
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