『第十一章』
「あら、あら・・・。
顔は辛そうに眉を顰め、口を苦しげに開けているのに、どうやら凄く感じているようね。それに、自分がどんな風にお尻を蠢かせているか分かってる!?
もっと、もっと苛めて下さい!って、おねだりしているみたい。」
明らかに、女子高生に見下されながら、揶揄われている!
その後、暫くの間、何も言わなかった結菜だったが、そんなことを気にしている余裕など愛美にはなかった。
最初の浣腸よりは、はるかに便意は小さいものの、少しでも気を抜いてしまったり、アナルに嵌め込まれた玩具の快感に身を委ねてしまえば、そのまま脱糞してしまう危険性があったからだ。
「美しい女性が苦しみと快感に悶え苦しむ表情って・・・素敵っ!
明るく眩しい光が、綺麗なランプシェードを通すことで、その光がさらなる魅力を纏って、妖艶に輝いているよう・・・・」
そう言いながら、愛美の髪を撫で、頬を優しく愛撫し、熱い息を漏らしている半開きの唇を愛おしく弄ぶ。
(この子・・・・一体、どんな経験をしてきたの!?)
「そんなに我慢しなくてもいいの。お腹の中を綺麗にする為の浣腸だから・・・。
ただ、それだけでは退屈だと思うから、少しだけ悪戯しただけ・・・。
お尻に突っ込まれている玩具を吹っ飛ばすように、浣腸液を吐き出していいんです。・・・・・愛美さん。」
そこまで言うと、結奈は、すぐにも愛美の股間に移動してその時を待つ。
しかし、すぐには出せない愛美を責めるように、ローターの振動に強弱を与える。
どれくらいの攻防が続いただろうか・・・。
結菜には、それほど遊んでいる時間が許されていないのか、まだ必死に我慢しようとする愛美を無視するように、一気に玩具を引き抜いてしまう!
「はぁぁっっ!!!」
抜かれた瞬間、茶色い浣腸液が僅かに漏れてしまうけれど、すぐにも力を込めて肛門を締め付ける。だが、我慢できたのは数秒でしかなく、大量の浣腸液がバケツに噴射してしまう!そして、第二波、第三波と、制御不能となった肛門から噴き出してしまう。
「さあ・・・後、二回も浣腸すれば大丈夫。」
「何を言ってるのっ!もう・・・十分でしょ!
これ以上、虐めないでっ!!」
愛美は、いつまでこんなことが続くのか!?・・・と、怖くなり、思わず叫んでしまったけれど、結奈はその言葉を無視する。
そして、まともに力が入らない状況の愛美の肛門に、先端が丸みを帯びた細めの物をヌルッと押し入れたかと思うと、それが奥へと送り込まれる。
この器具が何か分からなかった愛美だったが、突如、直腸の奥の方に生温かいお湯が噴き出して来るのを感じた。エネマシリンジである。
一定の量のお湯が噴き出して来ると、暫く間があって、また噴き出して来る。これを四、五回繰り返すと、その長いノズルが引き出される。
「いいから・・・・すぐに出してっ!」
それまでの二度の浣腸では、その間にじっくりと、と言うよりはねちねちと責められたのに、やけにぶっきら棒と言うか、事務処理のごとく命じられる。
愛美としては、もはや、この状況から逃れられないことが分かっているだけに、これで、早く終わってくれるのであれば・・・と、特に逆らうことなく排泄する。
そして、これをもう一度・・・・。
「御苦労様。・・・・・これで、本格的にアナルを虐めてもらえるわ!
それに、愛美さんだけではなく、私も・・・・・・・・・」
この言葉が何を意味しているのか・・・!?
ここまでの惨い責め苦が、本格的な責めに入る前の序章に過ぎなかったことを意味していることを、愛美ははっきりと理解した。
そこへ、まるで女子高生とは思えない、黒のレザータイプのコルセット、それに合わせた黒いショーツ、足には同じく黒のハイヒールブーツ、手にはバラ鞭を持った華蓮が現れた。
どこから見ても、SMの女王様。
「華蓮様。・・・今日はいつも以上に興奮なさっているみたい!凄く、ゾクゾクするわ!」
※元投稿はこちら >>